【脱毛】硬毛化って？

硬毛化・増毛化はレーザーや光の照射により、本来脱毛を行うはずが、かえって毛が濃く固くなったり（硬毛化）、増えたりする（増毛化）という現象です。 産毛など、もともと毛が薄い部位で起こるリスクが高くなります。
毛が増えたように感じる「多毛化」なども、基本的には同じ現象です。
厳密にいえば、毛穴の数は生まれつき決まっているため毛自体が増えることはありませんが、休止していた毛穴から毛が生えてくるようになることで毛が増えたようにも感じられます。
医療レーザー脱毛は、発毛組織（毛を生み出す機能）をレーザーによって破壊する施術ですが、硬毛化・増毛化は、発毛組織を完全に破壊できなかった時に発生します。
その場合、通常であれば熱のダメージにより一時的に毛の生えるスピードが遅くなるだけなのですが、低い出力を照射すると、熱刺激によって発毛組織が逆に活性化してしまうのです。

医療レーザー脱毛はエステの脱毛と比べれば硬毛化する可能性は非常に低く、全体の1％～10％未満程度ともいわれています。
また、「このような体質が硬毛化しやすい人」という明確な基準もありません。しかし、傾向として硬毛化しやすい部位は存在します。
それは、顔や背中・うなじ・二の腕・まれにフェイスラインのように、産毛や細い毛が多い部位です。
メラニンの量が少なく色が薄い産毛や細い毛は、熱が十分に加わりにくいため、硬毛化しやすいと考えられています。
脱毛で使用するレーザーは、毛の黒い色（メラニン色素）にレーザーが反応することで、熱が発生するという仕組みになっています。
そのため、産毛や細い毛はレーザーが反応しにくく、発毛組織を完全に破壊しきれない状態になりやすいといわれています。
背中や顔の脱毛は、人気の高い脱毛部位でもあります。
「太くなったり増えたりした毛はずっとそのままなのか？」
このように不安に思われるかもしれませんが、硬毛化・増毛化が起きた毛も改めてレーザーを当てれば、通常の毛と同じように脱毛することができます。

当グループでは硬毛化対策もしっかり行っておりますので、ご安心ください。

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