脱毛トラブルと対策について~考えられるトラブルとその対策~


医療脱毛は、医師問診を行ったのち国家資格を持った看護師が、細心の注意を行いながら施術を行います。しかしながら、人によってはお肌トラブルを起こしてしまうことが稀にあります。今回はそのお肌トラブルについてご説明します。

脱毛後に赤みやヒリヒリした症状が出る
最も多いのが赤みや腫れの症状で、ヒリヒリした感覚を伴うこともあります。施術で肌自体を傷つけるわけではありませんが、毛に熱照射するので毛穴部分や皮膚全体に熱がこもり赤みを帯びる場合があります。特に肌が弱い人や白々の人だと、赤みが目立つようです。赤みは軽い炎症を起こしている状態ですので、通常は数時間から数日内に治まりますのであまり心配する必要はありません。炎症止めの塗り薬を処方してもらい、症状がある間はお薬を塗っていただくことで徐々に落ち着いていきます。


脱毛後に皮膚が硬くなる
特に脇やVIO、ひげの脱毛など太く濃い毛が密集している部位に起こりやすいのが特徴です。照射による肌への負担で、皮膚の組織に一時的に影響するようですが、毛が少なく細くなっていくに連れ徐々に状態が解消されます。しばらくすると元の状態に戻るのであまり心配しなくても大丈夫です。特に出来る対応もありません。


脱毛後に肌が乾燥する
肌に直接ダメージを与えることはありませんが、毛根へのダメージは大きいので、毛穴がふさがることで発汗組織や肌のターンオーバーに影響して肌が乾燥しがちになります。施術後の脱毛部位はしっかりと保湿ケアを行ってください。保湿は肌の健康を高めて肌トラブルや乾燥を防ぐばかりか脱毛効果を向上させる効果もあります。肌が弱い人は乾燥すると痒みが出てくることもありますが、引っかいてしまうと肌トラブルや色素沈着の原因になってしまいますので、かきむしらないようにしましょう。


脱毛後にニキビのようなブツブツが出来た
脱毛後の皮膚に雑菌が入ったり、ダメージを与えられた毛根部に汗が付着したりすると脱毛部位が化膿して、ニキビ状のブツブツが出来ることがあります。もともとにきびが出来やすい体質の人に起こりやすいトラブルで、毛包炎と呼ばれるものです。化膿止めや炎症止めのお薬が処方されます。
脱毛後に色素沈着が起きた、しみが濃くなった
これは器機の出力値が適切でなかったり、また脱毛後に紫外線を浴びてしまった場合に色素沈着やしみが出来てしまう場合があります。脱毛後はしっかりと紫外線対策を行ってください。


脱毛後に火傷、点状の赤みや晴れ
脱毛後のトラブルで最も深刻な症状が火傷です。脱毛の照射力が強すぎることで火傷になってしまう場合があります。施術部位全体にピンポイントで何箇所も点状の赤みや晴れが出ている場合も火傷の症状です。火傷した場合は速やかにクリニックに連絡してください。自分で出来る処置としては火傷部位を冷やすことが有効です。クリニックではハイドロキノンや化膿止めの処方を受けます。

脱毛後に肌トラブルを起こさないためにできることとして、自分自身が脱毛を適切に受けることが出来る状態にあり、なにより「無理をしない」ことが大切です。
★かぜや病気、生理の日は施術をしない
★お酒や激しい運動は控える
★アフターケアを忘れず怠らない
★日焼けをしない

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