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ノルマと自爆とフードロスと

月館さんがこんな記事を書かれてまして。
まずは皆さん読んでみて下さい。

ドリームキラー良くない

月館さんは高校生の進路について関わる立場なので、こんな事あったら衝撃受けるのも無理はないかと思います。

ですが。
残念ながらそれは少なからず過去の社会では存在はしていたと思います。
アパレルのみならず、そして今もあるかもしれません。

アパレル以外に目を向ければ過去にはノルマ不達成の時は自腹で買い取りしなきゃいけない「自爆」が存在して大問題になった、というケースもありますよね。
何年か前の年賀状とか・・・

これは噂とか不確かな物じゃなくて、実際にニュースにもなった案件ですがああいった大企業、有名企業ですらソレです・・・。
でも、企業はどういう形にしても「営業」無くして存在は出来ないんです。
こういう事があるから営業は嫌だって社員採用が出来ないと殆どの企業は存続できないので大問題なわけですけども。

なので企業の規模問わずどの営業系も大体はそこまでヤバイのは無いと思いますよ、その上で運悪く職業ガチャでそれにあたってしまって無理だと思ったら転職しましょう、というぐらいでしょうか。

弊社はどうであるか

プラスフードの運営はアパレルの卸業ですが部署としてはネットショップです。
ネットショップでは商品ページを作る人が「営業」に相当します。
この人の力量如何でネットショップの隆盛は変化しますが、自爆営業が無くても力量なければネットショップは赤字になり部門閉鎖、職を失います。

重要なのは自爆の有無か、というより社会的な「生き残り力」の有無が大事なのかなーとは感じています。

食品ロスから見るこの問題

プラスフードは食品ロス削減を掲げるサブスクサービスです。
加盟店さんを増やす為日々色々なお店さんに行って、結構な確率で断られる事があるのですがその中の理由に
「ウチは売れ残り品は従業員に買ってもらうから廃棄してないよ」
というケースがあります。

まぁ、フードロスはしてませんがね・・・
ブラック企業みたいな事を言ってしまってる社長さんだな・・・と内心思ってしまう事もあります。

勿論、従業員さんが欲しくてそれを買っているなら何の問題もありません。
が、余剰を無くすために強制的に買わせられる日が年に何回かあるとなれば話は変わってくるかと思います。

余談ですが、この売れ残りを従業員に買ってもらうというのはちょっと特徴がありまして。
大体はある程度の規模感の従業員数がいます。2ケタ以上。
理由としては従業員が1人2人程度の営業規模だと売れ残り品を買ってもらうにしても相当な量になってしまうから。
だからそういう小規模なお店では聞いた事ありません。

月館さんの衝撃に対するアンサー

高校生でこれからどういう仕事をしようかと考える方々に感じて欲しいのは自分がどういう行動が好きなのか、です。

好きこそものの上手なれ、ですし長続きもしやすいと思います。
・・・ってなると絵を描くのが好きな人は必ずしもイラストレーターになれないというような悲観的な事も聞きますが、絵を描くのはイラストレーターだけじゃなく、商品ページを作る側もちょっとしたセールバナーでその能力を発揮できます。本屋さんの店員で書籍紹介POP作りにその好きを活かす事も出来るでしょう。

要は広い意味でそれを仕事に繋げる力があるかだと思いますのでそれを意識してみると良いのではないかなーというのが月館さんのnoteに対する私なりのアンサーと思っています。
そういう形のドリームビリーバーを増やすべきだなーと。

運悪くなんかヤバい所に行ってしまったら勇気ある撤退する為にはドリームキラーな話も前情報としては役立つなぁ、ぐらいで信じすぎずのバランスが良いと思っています。


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