香害にならない香水活用法
これから夏に向かって香水(デオドラントスプレー含む)使う方多いんじゃないでしょうか。
しかし、つけ具合がわからない方も多いんじゃないでしょうか。
満員列車に香水はやばいです。密着状況ですから、逃げられない。しかし香水がうわあああああああああああ
ということなんですけど、中の人個人としては香水は嫌いじゃないんですよ。むしろ好き。これぞという香水に出会った時は幸せ。
なんですけど、つけるとなると話が違ってくる。
とりあえず柑橘系ならなんとか…ということでレモンの香水を自作したり。
あ、簡単です。無水アルコールにレモン精油(雑貨のアロマオイルではない)ぶっこめば出来上がりです。
またはハッカ精油でハッカの香水を自作したり。これも無水アルコールにハッカ精油ぶっこむだけです。
しかし香水…
いや、安いやつは合成ですけど、ちゃんとしたやつは天然香料から作られてます。なんだけど香水になると話が違う。
どうも迷惑になる場面が多いような…
パルファムやオー・ド・パルファム程度の濃度なら、寝る前に足につけて強さをコントロールするというテクニックもあるみたいですね。
足元から上ってくる香りは確かに嫌味がない。
スカートの裾につけるという手もありますが、変色が気になるところ。
何とかして香水を有効活用できないか。
ルームフレグランスとして、空中にスプレーする、という手がまずあります。これは好みではなくなった香水の活用法としてもいいんじゃないかと思います。
ハンカチにスプレーして、カバン開けるたびほんのり香らせるという手もあります。これ、わたしが一番良くやる手でして。カバン閉じてれば香らないので、迷惑をかけることもない。ただ、コットンの薄手のトートには合わないとは思います。生地が薄すぎて、香りが漏れます。
しかし、ちょっと待てやと。
身にまとって香らせてこその香水ではないかというツッコミが聞こえてきます。でも仕方ないじゃないですか、大抵の場合、満員電車やバスで通勤通学する人がほとんどでしょうから、香害の元になる可能性が非常に高いんです。香り付き柔軟剤なんかも気持ち悪くなる場合があります。
一応、奥の手はあるんです。
これはわたしが発明した手なんですけど。
オイルにして手首に一滴塗るんです。
まあ要するに薄めるんですけど、アルコールと違ってほのかな香りが長持ちする。オイルですから。
また、万能オイルなのでネイルオイルに使ってもいいし、ボディオイルにもいい。元々香水は肌につけるものなので、オイルが肌に合わない人以外はまず大丈夫。
作り方ですが、スイートアーモンドオイルでもホホバオイルでもいいので、無臭の天然オイルを50ミリリットル。パルファムなら5プッシュ、オー・ド・パルファムだったら7〜8プッシュくらいですかね…それを容器に入れてよく混ぜます。
一晩以上寝かせてアルコールを飛ばして出来上がり。
使うのは、手の場合ほんの一滴。
多すぎると香害のもとなのでご注意ください…
今は知りませんが、以前マジョルカマジョリカで売ってたあまーい匂いのパルファムで薄めに作ったら、実にテンションの上がるオイルが出来上がりました。
手ですから、ちょっとした動きで嫌味のない程度の香りが漂います。
綿棒にとって、爪の生え際に塗ってマッサージするのもオススメ。PC中心のデスクワークなど、あまりオイルを手に使えない方はネイルオイルにするといいんじゃないでしょうか。
ボディオイルとして使った場合なら、翌日にはほのかに香ります。
匂いには鼻がすぐ慣れるので、全然匂わないって追加しちゃダメですよ。もう十分香ってますから。
お高めのブランド香水には天然香料が使われているので、リラックス効果も期待できます。そして、何より香水が長持ちしますw
ロールオンタイプの小分け容器に入れるのもいいかも知れません。
脇の下など、そもそも汗の匂いをさせたくない場合は、無香タイプの制汗剤にこの希釈オイルを少しだけ使うのをオススメいたします。オイル希釈だと、本当に柔らかく香るので。
あ、いい忘れてましたがフェイシャルには向きません。
香りのオイルが鼻に入ってバカを見ますし、敏感肌の人は荒れます、多分。
フェイシャルに使うには、アロマテラピーで使う精油を数滴、50ミリリットルのオイルに混ぜるといいでしょう。収れん作用のあるラベンダー精油やローズマリー精油がオススメです。
または、オイル単体で使うとか。ホホバオイルとか、シャンプーやコンディショナーに配合されているくらいですから。
ちなみにアロマテラピーで希釈に使うホホバオイルなどの無臭オイルのことを、キャリアオイルといいます。そんなに高くてびっくりするようなものではないので、日常使いにバンバン使えます。もちろんサロンのように精油を加えたものをマッサージオイルとしても使ってよし。
ちなみに無印でも手頃な値段で売ってますよ。
香水って使いにくいですよね。
その香水を、やや使いやすくするためのお話でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?