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北摂暮らしの相談室 相談事例①

子供の自立~夫婦のセカンドライフ
に向けてのリフォーム計画へのアドバイス

北摂にお住まいの方の暮らしを応援する「北摂暮らしの相談室」
暮らしに関わるフリーランスで運営しています。

先日、地方紙に告知をしたところ、このような相談があり
とても良い事例だと感じましたので紹介したいと思います。

50代後半~60代に差し掛かる頃、
子供も自立を控えたタイミングと
住宅のリフォームの関係性

家族がいてもいなくても暮らしを続けていく中で
見直しのタイミングと住宅の老朽化の問題はリンクしてきます。

以外にこのリンクのタイミングを考えていないケースが多いのが
事実として浮かびあがってくるのが、メンテナンスやリフォームの
タイミングになってきます。

予算が足りないだけではなく、
何をどう進めればよいのかわからない・・・、
誰に相談するのが良いのか適当な相手がいない!

この誰に相談するのが適当で安心なのか?
という問題を解決したいと考えているのが私達です。

特に、セカンドライフを考える場合には
自立しようとしている子供達との関係性や
介護が必要になるかもしれない親
夫婦の今後の暮らし方などなどいくつかのテーマが
予測されます。

今までは自由がきかなかった、
でも、老後と言われるタイミングに差し掛かるまでの
時間を有意義に暮らせるような家作りをしたい

この気持ちが根底にあるのが、セカンドライフに視点を
合わせているリフォームの計画に見られる共通の思い
ではないかと感じます。

最初にご説明するのは、
リフォームはプロジェクトだということ!


リフォームの工程は10個ある、1と2はお客様の準備


さあ、リフォームしましょう!といって
さっさと取り掛かれないのがリフォームの面倒なところです。

ここで踏んだ二の足は結構長く引きずってしまいがち
タイミングを逃す理由となります。

最初に理解した方がよいこととして、
リフォームはプロジェクトだということがあります。
○○プロジェクト、例えば都市開発プロジェクトとか
イベント成功プロジェクトとかありますよね。
リフォームは沢山の人が関わって進めて行くものとしての
プロジェクトだと考えるとわかりやすくなると思います。

しかも、チームリーダーは、施主様自身なのです。

このリフォームプロジェクトの目的は○○で、
予算はこのくらいまで、期日はいつまで
現状の問題点はこれこれで最低クリアしたいことはこれ!

この位のことは、ちゃんと説明できるように準備をしなければ
どんなプロでもプロジェクトを成功に導くことは難しいでしょう。

でも、この時点が一番相談したいタイミングではないでしょうか?
そして、相談相手もいないのが実情です。

はっきり言って、利益を上げるとか上げないとかを
考えて出来ることではありません。
お客様の幸せと業界の問題点を少しでも解決したい
気持ち優先の取り組みです。

そのため、有償でのご相談形式をとらせていただいております。

暮らしの真ん中にいる
奥様は遠慮してはいけません。

間取り図はお持ちですか?

自分だけの時間とスペースが欲しいというのが
今回のご相談の中に垣間見えておりました。

個々のスペースがはっきり分かれていないことから
あちらこちらにモノが散らばってしまうことが
問題だと感じていた奥様

解決できる十分なスペースがこのお家にはありましたので
遠慮する必要はないのでは?とお答えしました。

この奥様に限らず、家族に遠慮する気持ちを
持ってしまいがちな場合がありますが、そこはそのままに
しないで欲しいポイントです。

家族間の問題を家族で解決してから
相談するのが順番でもあり、スムーズにリフォーム計画を
すすめられることに繋がるのですから、そのような
気持ちは最初にお話しするべきだと思います。

でも、感情的になりがちな家族という関係性を
考慮する必要はあります。
家族へのプレゼンテーションや家族会議は
練習の場でもあるので、理由や目的を説明出来るように
した方がよいかと思います。

本人や家族にしかわからないことが
暮らしの中には沢山あるし、価値観も違うのば普通なので
この家族会議はどうスタートを切るか?
プロジェクトリーダーとしての腕の見せ所かもしれません。

今から先の5年、
その先の10年、更にその先・・・
ステージの変化は意外とスピーディー

ライフステージは大切な要因

特に今までのことだけにとらわれず
今~この先5年とか、これから先の10年という時間を
考えた提案などが入ると家族も納得しやすいし、
15年先の実情はどうなるか?見えない部分もあるけれど
少なくともこんな対策は今出来ることかもしれないなといった
予測を立てる時間を持つのも実はとても大切なことです。

家族の希望があれば耳を貸して真剣に向き合って
あげることで気持ちも共有できるようになるかと思います。

このご家族であれば、お子さん(娘さん)の年齢を考えると
5年先には少なくとも社会人になっていることや
10年先には結婚したり、子供さんを持つ可能性も高いです。

ご主人の生活も今ほど仕事の割合は高くないことも
あるでしょう。家での時間がどのように変化するのか?
考えてみたらこのままでは・・・ということだって
あるはずです。

夫婦二人の家での生活時間が長くなれば、
役割も変化するし、スペースの使い方もそれに合わせて
変えていくことが自然です。

居心地のいい家というのは、こんな風に考えて対応する
ことで実現していく部分があると思います。

間取り図だけではわからないこともある

現状どんな風に暮らしているか?
部屋は風通しが良いのか?家事の役割分担は?
普段の動線は?

この部分はヒアリングをしてくのですが、
プロ目線から質問していくとまとまりがつきやすくなると
思います。

相談室では、兎に角ヒアリングをしっかりします。
この時点では、相談者様は遠慮なく言いたい放題を言って
いただき、それをポイントでまとめていくように
しています。

家族がリビングに集まって話をするのは良いことだけど
その後のモノがそのままに放置されていたり、
ご主人の寝る部屋が決まっていないなど、子育ての延長で
そのままになっていることを解決したいのだという
ことがお話の中で見えてきます。

この先の時間の過ごし方として
一人の時間とスペースが欲しいと思っているということも
見逃せないポイントでした。

個人のスペースと共有のスペースを区別する。

ゾーニングするという言い方もありますが、
個人のスペースをどう割り振るのか?という問題と
共有のスペースでのルール作り
ということが
このお家でははっきりと出来ていない問題点のようでしたが
今の時点では、奥様が特に感じている段階

このお家は、3SLDKという恵まれたスペース
和室をご主人のスペースにするのか?(仕事と寝る場所)
お子さんの部屋を洋室のどちらにするのか?

将来を見据えるとどの選択が無駄と無理がないのか?
こんな視点から話を続けていくとご相談者様の目がキラキラと
輝いてきます。嬉しいです!

スタートはモノの区別
・・・使っているか?いないのか?


個人別にも同じことを進めていく必要があります。
どこに何をどのくらい納めると暮らしやすいのか?
モノの住所はしっかりと決めていくことでおのずと
ルールが出来てくると思います。

使っていないもの、今後も使う可能性が薄いものを
よく使っているものと区別しておくとリフォームの計画も
立てやすくなるものです。

家事動線を考える時には
洗濯はどこでして、干して、収納するのか?
それは誰の役割でサポートは誰か?

極力、無理や無駄は省こうとする気持ちがあるだけで
かなり変わってくるものです。

家事について言えることは、
今までにこだわらないことだと思います。
思いこまないで、簡単とか楽を選択することが大切です。

こんな相談出来て良かった!
これから始まる計画がとても楽しみになった

90分、しっかりお話して5000円を頂きました。

普段はもう少しいただく内容ですが、
今回は告知のタイミングでキャンペーン価格です。
(2022年5月末までの申し込みの方)

この5000円を頂くことがとても大切なことだと
思っています。

相談する方もされる方も集中できるからです。

私は、本業がありますがこの相談中はアドバイザーに
集中して出し惜しみせずに役立つ情報と経験値から
くるアドバイスをすることが出来ます。

お客様も5000円でここまでアドバイスを頂けて
本当に良かったと気持ちよく帰っていただけます。

ご希望があれば、ラインやDMで繋がっていただくことも
出来ます。

恐らく、今のリフォーム業界のシステムでは
相談だけを有償でということはほとんどなされていないと
思います。

でも、この5000円は無駄だと思われますか?
20年以上、現場でお客様の声や事例を目の当たりにして
来た女性のプロって少ないだけでなく、受注という
フィルターなしに気軽に話せるチャンスって少ないはず

気になるな・・・、まさに今欲しかったチャンスだなと
思われたこの相談者様のような方は下記よりお問合せください!

遠方の方は、ZOOMのみ、お近くの方は
対面が可能です。

https://hokusetsukurashi.wixsite.com/soudanshitsu/contact


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