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50歳を過ぎたら身体の声をちゃんと聴くことが大事

自分の身体の声を聞いてその日の仕事ややることをコントロール
することを考え始めたら、何だかとても楽に暮らせるようになった。
ここ数年の自分の体験も含め、書いてみたいと思います。

人生のまさかは突然にやってくる

約2年前に乳癌を患った。
50歳に近くなっても病気もしないし、風邪すら引かずに
一年を過ごしてきた私。


一年中一度も病院にも行かず、市販の頭痛薬くらいしか飲まない。
鉄の女とか言われて調子にのっていたのかもしれない。


自分の健康に気を使うことをせずに、不規則な生活
無理に無理を重ねても何とかなると思っていた。


しかしながら、50歳過ぎる頃から
コルステロール値が上がり、体重が増え
そんなタイミングで娘の病気、私の退社、起業と人生で
最大の無理が重なったことも原因なのかと思う。


それなのに、健康に自信があった私は
健康診断を2年飛ばした・・・


ステージ0の診断は実はステージ3の結果に


検査によれば、ステージは0のはずだった。
でも、切って初めてステージ3でリンパ転移という結果がわかった。


そんなこと言われても実感などそんなに急にはわくはずもなく
ただ、その場で再建されるはずの私の左胸は醜くえぐられたままだった。


私は昔から反応がかなり遅い。
多分そんな風には見えていないのではないかと思う。
でも、感覚をつかんだり反応してさっと素晴らしい答えを
することが出来ない。慣れたパターンなら別なのだが


癌に慣れている人なんてそうそういないわけだから
今回の私の反応が特別悪かったのは当然かもしれないと思う。


2年近い抗がん剤治療は思ったよりも苦しかった。
身体のしんどさだけではない、心の部分がかなりの割合を
占めていたと思う。


頑張って、大丈夫だと言われると
「これ以上どう頑張ればいいのか?どこがどう大丈夫なのか?」
と思ってしまう。
大変だね、苦しいよねと慰められるのも嫌だった。


この辺の話をするとまたしんどくなりそうなので
このくらいにして・・・


2年と一口にいってもかなりの長い時間なので
癌との闘いも次第に慣れた・
辛かったのは、子育ても終わってしまったシングルマザーには
生きることに対しての執着がそれほどになかった。


だから、嫌な治療は拒否した。
再発率が上がってもQOLが私には大切だった・・・
後悔するかどうかは今はわからない。

自分の身体の声に耳を貸してあげよう!

体験者のアドバイスなんて言うほど大袈裟な
ものではないけれど、自分の身体の声に耳を貸して
上げてほしいと思う。


今日は、何だか疲れが抜けないし気分も悪くて
テンションが上がらないという日は無理に頑張らない事だ


そんな日は、上手くしんどいことから逃げて、
調子のいい日に頑張ればいいと思う。


こんな頑張り方も悪いわけではない
メリハリを付ければいい、ちゃんと結果を出す仕事は出来る

50歳を過ぎたら、コントロールは本当に大事だ。
ちょっと暇があれば横になれるとか最高!!



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