Where Brookly at? -ニューヨークでDJ / Get Hype!と巡るヒップホップ名所-
こんばんは、コウイチロウです。
アメリカ東部時間の4/28にニューヨークのブルックリンにて行われた"能登半島地震復興支援イベント"でDJをしたリポートと、ニューヨーク観光とHip Hopの名所を巡る様子を数回に分けてお届けします。
このイヴェントでは、わざわざ12inchレコードを日本からアメリカに持って行ってDJして来ました!
果たして持って行ったレコードの破損や紛失はあったのか?結局ニューヨークでもレコードを買いまくってしまったのか?Biggieの銅像はどこに消えたのか?某有名MCのリリースパーティーに潜入!あの歴史的名盤のジャケット写真の場所に行った話等々、順にアップしていきます。
日本時間4/26の早朝7時に小松空港から羽田空港へ、午前11時に羽田空港発のJFK国際空港行きの飛行機に乗り、アメリカ東部時間の4/26午前11時にJFK着。
約12時間のフライトと日付変更線の関係で、飛行機に乗った時刻と降りる時刻が同じ日の同じような時間となります。
ということは、24時間経過した後にボーナスフッテージが12時間付くということですね。おまけでアメリカでの12時間が付いてくるなんて嬉しすぎる!と思っていたら、時差ボケが全くなく過ごせました。
JFKに降り立ち、空港の外に出てニューヨークの空気を吸った瞬間、
「あぁ、この街は最高だ」
僕はそう思って晴天に自らの拳を突き上げたんですよ。
なんてことは全くなく、外に出る前からUber(タクシー)の手配と空港内のUber乗降地点の確認でそれどころじゃなかったです。
だいたい空気吸っただけでヤベェー!ってなっていたら、そいつの頭の中のほうがよっぽどヤベェっすよね。
JFKからUberを使ってマンハッタンの宿泊先へ。順調に13時くらいには宿泊先に着きました。荷物を預け、先にニューヨーク入りしていたDJ Cronosfaderと合流。数日前から地下鉄とバスを駆使してニューヨークで遊んでいただけに、Cronosfaderは頼りになりました。
まずは一般観光からスタート。ブルックリンブリッジを渡ってマンハッタンからブルックリンへ。橋を渡る途中、Cronosfaderと良い写真が撮れました。
レンガの建物の間にブルックリンブリッジが入る場所で撮影。
ブルックリンブリッジの橋脚の間にエンパイアステートビルが綺麗に収まる素晴らしすぎる場所です!とりあえずこの写真を撮ったらすぐ帰りました。ここでCronosfaderとは一旦別行動に。
マンハッタンに戻り、Omen44氏と合流。このすり鉢状の階段オブジェの隣のビルに向かいました。
この施設は前にテレビで見て覚えていたのですが、まさかニューヨークにあるとは、しかも目的地の目の前にあるとは知らず、突然現れてびっくりしました。登りたかったところですが、自殺者が続出したために閉鎖。現在は入場禁止になっていました。
このビルに来た目的は復興イヴェントにも参加するグラフィティライター、Shiroさんの展示会に行き、Shiroさんと挨拶すること。
会場限定"Shiroの自由の女神缶"の飲みつつ、会場の雰囲気を楽しみました。
Shiroさんのこの作品は売上の75%に能登半島地震に寄付されるので、よかったら見てください!
Shiroさんの展示会ではLarge ProfessorがゴリゴリのHip Hopをかけていました。クイーンズ縛りの時間帯もあり、硬派なDJプレイでした!
Sadat X / Escape from New Yorkのしつこい2枚使いを聴いて首が3回モゲました。
もちろんLarge Professorにサインをもらいました!
Wild Pitch以前となるActual Recordsのアー写にサインしてもらいました!Large Professorの書く文字はいつ見ても素敵です。
ところで余談ですが、Main Sourceの自主盤となる1st Single "Atom / Think"のレコードについて、Original US Pressingとブートレグ盤の見分け方をおさらいしておきましょう。
まず一点目がコースター中央部に"EAST"の文字が浮き上がって見えればOriginal US Pressingで間違いありません。しかしこれは絶対というわけではなく、このEASTの文字が薄れて見えないレコードもあり、個体差が生じます。中にはEASの3文字はほとんど見えない状態でTの縦棒だけが残り、Iの文字のみ浮き出ているものも見たことがあります。
二点目の見分け方はランアウトに"SRC"の刻印があるか無いか。あればOriginal US Pressing。
画像のように、レコード盤面の無音部分=ランアウトにSの文字のような刻印があれば良し。
このSの中にRとCが入った刻印がSRCの刻印というやつです。Speciality Record Corporationの頭文字3文字でSRCとなり、このレコード工場でプレスされたレコードにはこの刻印が付きます。
ブートレグ盤のプレス工場にSRCが使われることは皆無のため、SRCの刻印があればOriginal US Pressingで間違いないと判断出来ます。
このSRCの刻印は翌日のブルックリンのレコ屋での話でも出て来ますので頭の片隅に置いておいてください。
さて話は戻ります。
Large ProfessorのDJも堪能し、Shiroさんとも挨拶が出来たのでサクッと次のイーストヴィレッジのクラブに向かいました。
Omenさんが予約を入れてくれており、ファッションショーとライヴが行われるクラブイヴェントに入ることが出来ました。
ライヴのすぐ後に満員のフロアーのお客さん達が2つに割(さ)かれ、出来た中央の道にモデルが歩いていくといった構図でした。
目の前をモデルが通って行きます!素晴らしい時間でしたが、あまりに人がぎゅうぎゅうのフロアーに気持ち悪くなってしまいトイレに避難し、そのままクラブを出ることにしました。
この時点でニューヨークに着いてからまだ10時間しか経っていないので、展開が早すぎました。
今回はここまで。
次回はニューヨーク初日、最後に辿り着いたクラブはStatik Selectahが共同オーナーとして名を連ねるというお店。その一風変わった入口のクラブで行われていたTermanologyのリリースパーティーに潜入です!
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