NISUS-1 「自分なら」の先へ進め
NISUS(にいさす)とはプラムザの社長直轄の事業部長養成コースだ。プラムザが22年間、システムの受託開発一本で経営を行ってきたノウハウを惜しみなく伝授している。
事業部長とは半分、、、いや7割2分くらい経営者なので、扱っている商品(技術)のことはもちろん、自社を取り巻くマーケット、広報、広告、会計、マネジメントその他もろもろすべてに興味を持ち、勉強しなければならない。
その中でも特に、顧客をいかに満足させるか!?ということにベースの興味が向いてなければ、他のどんな知識も意味を持たない。
たとえば、まず「自分がやりたい仕事をやりたい」「好きなことを仕事にしていきたい」というメンタリティでは経営者としては完全に落第だ。
もちろん、世の中にはそういう意識でうまく行っている人もいる。専門性の高い仕事をしている人にはそういう人が多く、それを否定するわけではない。
しかし、経営者はそれではダメだ。経営者も専門職の一つだと思うが、そのアプローチでは決して辿り着けない職種だ。
まずは顧客の視点に立つ。
自分だったらどうしてもらいたいか。
どういうサービスをしてもらいたいか。
いくらなら買うか。
いくらで買えたら嬉しいか。
このあたりを考え始めるのが第一歩だ。
ただ、これくらいのことは学生でも筋のいい子なら考えている。
実際にビジネスで相手にしている顧客というのは自分ではない。
たとえば、君が高級時計を売っているとしよう。
顧客を「自分なら」で置換えると「自分なら時計はスマホで十分」と思ってしまえばそれまでだ。「高級腕時計なんて買う人間の気が知れない」で終わってしまう。
プロならその先に進まなければならない。
「オメガを求める顧客とはどういう人達か」「ロレックスを求める顧客とはどうか」「オーデマピゲはどうか」
彼らはそのバカ高い時計にどういう価値を見いだして所有しようとしているのか?
ものそのものの価値なのか?それを身につけたときに得られる体験なのか?はたまた投資なのか?
顧客を徹底的に観察し、情報を集め、想像力をフル回転で働かせることによって、彼らの満足に応えるための準備を行う!
これが「自分なら」の次の段階だ。
そして、さらにその先には、顧客が想像もできないような商品を作り出して届けるというのが待っている。
自分(自社の能力の限界)を知り、顧客の嗜好性を知り、その中で提供できるオリジナルの最高のサービスを提供する。
きっとあの人なら喜んでもらえるはず、と確信を持って提案する。
『知識やテクニックを持つと、仕事が効率的になり、儲かる』ではないんだ。
それによって顧客の満足が増えるだけだ。
儲かるまでの段階は、2つ3つ先でいい。
今回は以上!
まだまだ物足りないぜ!
「自分もNISUS-2に入れてもらいたい!」と思った方、是非ご応募ください!2期生は2020年8月からスタート予定です。
http://www.plumsa.co.jp/contact/recruit/
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