見出し画像

本から投資の知識を学びたい方へ。お勧め本 その9 【iDeCo】

こんばんわ。今日はどんな一日でしたか?

さて、本日ご紹介する本はこちらです。

お勧め本:1時間でわかるiDeCo 50代から始める安心投資
著者: 野原亮
初版出版: 2020年9月26日

画像1

投資というと、株式がまず頭に浮かぶ方が多いと思います。でも、投資の目的が「リタイア後の充実した生活」であれは、iDeCoも検討しておくことをお勧めします。この本はそんなiDeCoについてわかりやすくまとめてあります。

さっそく内容についてお伝えしますね。

iDeCoのお勧めポイントは
・運用で生じた利益や利息は非課税。
・投資金額は所得控除対象→課税所得を減らすことが可能→所得税・住民税の支払額減。
・受け取り時、一定額まで税制優遇。

デメリットは60歳を過ぎるまでは引き出すことができないことと言われていますが、投資の目的が「リタイア後の充実した生活」であれば、かえって引き出せないほうがよいかも。

そして、この本に私が共感したのは、50代から始めることをお勧めしていること。

iDeCoはどちらかというと若い世代が着実にリタイア後の資金を貯める方法として紹介されることが多い気がします。それは、少額から(5,000円以上)から積み立てられるため、早くからiDeCoを始めて、長期的にリタイア後の資金を積み立てていけるからかなと思います。

でも、未来の年金を貯めるために、現在の生活を切り詰めるのは少し寂しいですよね。そして、貨幣価値がどれくらい変化するか予測はむずかしいから、今1万円でかえる食材が30年後は今の半分くらいかもしれない。せっかくiDeCoで貯めたリタイア後の貯蓄ですが、将来価値が低くなるかもしれない。

よって、iDeCoは、リタイアの10-15年くらい前に、リタイア後にどんな暮らしをしたいか、そのためにいくら必要かと考えて、積み立てていくのもお勧め。貨幣価値は30年あると変わることも想像できますが、10-15年であればそれほど違いはないはず。

すぐ近くまで来ている未来のために頑張るのってモチベーションがあがりそうですし。

また、iDeCoは個人事業主の方にもお勧めです。

この本に書かれている例ですと、仮に50歳、年収500万円の方が月6万8千円(拠出限度月額)を10年積み立てた場合、積み立てた金額は816万円。そして、10年間の節税額は143万3,500円になるそうです。運用益は人それぞれですが、この節税額は平等。見逃す手はない気がします。

他にも、金融機関選びのポイントや銘柄選びのポイントなどが書かれています。

ぜひ、読んでみて下さいね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?