伝統芸能。
今年の大河ドラマの芸能考証をされている
友吉 鶴心さん
という方が、以前TVに出ていらっしゃいました。
芸能考証をされる方って、大学の教授とか何かの方かな?と思って見ていると薩摩琵琶の奏者の方でした。
なるほど。
祖父が有名な琵琶奏者だったそうで、ご自身も日本の芸能を幼い頃より深く学ばれたといいます。
その琵琶奏者の友吉さんという方は、ご自宅に「曽我入鹿」や「源氏物語」、他にも私には分からない巻き物が木箱にずらり!と並んだ棚があり、夜は毎晩それを読まれるのだそうです。薩摩琵琶という楽器を演奏するための精神を磨いてらっしゃるとおっしゃってました。
そしてやはりその時代に馴染むためご自身で乗馬もされるとのこと。
そして、日本の文化に触れる事が自身の芸を極めることだとおっしゃっておりました。
もう、knockoutです!
カッコイイ。
そんな生き方に憧れます。
何の分野でも有名になられた方というのは、
やはり、相当な努力をされてらっしゃいますよね。
私はだから地方のピアノの先生なんだなぁと、見に染みて感じました。
友吉 鶴心さんが以前演奏された動画がありました。
琵琶のあのなんともいえない淋しげな余韻。
心に響きました。
平家物語は詳しくは分からないけれど、日本人の原点である「無常」を歌っているのだそうです。
正座して見ました。
友吉さんの生き方をちょっとでも真似してみようと思った、私でした。
あなたの周りにはどんな音楽がありますか?
今日もあなたの心に音楽を。
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