リストの命日。
今日はリストの命日だそうです。
1886年7月31日。肺炎により亡くなったそうです。
リストには、いろいろな逸話がありますよね。
なかでも女性に大変人気のあったピアニストだったそうです。
「端正な顔立ち。引き締まった口元。厳かで、強い意志を感じさせる眼差し。深く、吸い込まれるような瞳。 ただのイケメンではない。ピアノに向かえば、圧倒的な超絶技巧と、夢見るような甘い旋律に誰もが息をのみ、聴衆の心をわしづかみにした。」
—『フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか(新潮新書)』浦久 俊彦著より
当時の人気に及ばないまでも
今でも大変、人気の高い作曲家ですよね。
「愛の夢 第3番」
「ラ・カンパネラ」
など、馴染みの深い曲も多いです。
この「ラ・カンパネラ」実はこのタイトルが入った曲は4曲存在しますが、1番有名な曲は
この曲ではないでしょうか?
パガニーニによる大練習曲 第3番
といいます。
「パガニーニによる〜」というタイトルの付いた練習曲ですが、リストは、バイオリニストだったパガニーニの超絶技巧の演奏に感銘を受け、ピアノ用に編曲したと言われています。
「若い頃、当時のヨーロッパに旋風を巻き起こした、ヴァイオリンの魔術師パガニーニの演奏に接したときには、そのあまりの超絶技巧に驚愕し、「自分はピアノのパガニーニになる!」と叫んで、ほとんど気も狂わんばかりに猛練習したという。」
—『フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか(新潮新書)』浦久 俊彦著より
いつの時代も、演奏家に影響を及ぼしたアーティストが存在するんですね。
リストがまだ13歳の頃こんなこともありました。
ちょうどピアノという楽器がどんどん開発される時期でした。
「エラールが開発したダブル・エスケープメントシステムは、このハンマーの連続打弦スピードを驚異的に高め、鍵盤の高速連打を可能にするという、ピアノ・メカニズムの革命ともいえる打弦装置だった。」
—『フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか(新潮新書)』浦久 俊彦著より
この新しい仕組みのピアノを誰に弾かせるか?という時に名前が上がったのが天才少年と言われていたリストだったそうです。リストは見事にこの新しいピアノのお披露目のための演奏会を成功させたといいます。
エラール社は今ではもう存在しないメーカーですが、時代と共に発達していったピアノという楽器、リストの残した功績は偉大すぎるな。。と思う私でした。
そんなリストについて少し触れてみながら、
曲はたくさんリストの曲を聴き比べました。
弾くのはムリです。
聴きました😋
私の好きなリストのピアノ曲。
あんまり思い付きませんでした。。
2曲目は、「ハンガリー狂詩曲 第2番 S.244 嬰ハ短調」
という曲です。
命日をきっかけに、リストの曲を何か聴いてみるのも素敵ですね♫
あなたの周りにはどんな音楽がありますか?
今日もあなたの心に音楽を。
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