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これからの私。

4回ある面談の中で、一番難航したのは3回目の面談だった。

1回目2回目の面談で、考え方のクセ、どれだけネガティブ思考にとりつかれているか嫌という程認識した。

そもそも私は、現状把握すらきちんと出来ていなかった。
人生をどう生きていきたいか
などと考えたことはなかったし、
今、自分が何を物足りなく思っているのか
ということすら分かっていなかった。

他人のために頑張ってきた人生ですね

という岡さんの言葉がどれだけ胸に沁みたことか。

3回目の面談での一番大きな気づきは
今の仕事は自分の特性を活かしきれていないのではないか、
ということだった。

3回目の面談までに
自分のいいところを100個書き出す
死ぬまでにやりたいことを100個書き出す
というワークを行った。

やりたいことの方は割とすぐに思いついたのだけれど
自分のいいところを100個見つけるのは難しくて、いかに自分と向き合っていないのかということも思い知らされた。

自分のいいところを伸ばしていくことを考えましょう!
と岡さんに言われたことも衝撃的だった。

これまでずっと「苦手なこと」「できないこと」にばかりフォーカスして、克服しよう、できるようにならなければ、と苦しい方にばかり向かっていたことにも気がついた。私はスーパーマンになろうとしていたんだろうか。

自分の強みも弱みも理解して、強み・いいところは伸ばし、弱み・苦手なところは周りの人に助けてもらえばいい。その、周りの人に助けを求める、ということすらも苦手なのだと気がついたのも大きな収穫。

そこを踏まえて、
何故今の会社で働いているのか
今の仕事のどこが好きなのか

についていくら岡さんに訊かれても、岡さんが納得できるような答えを用意することはできなかった。自分が納得していないことで、他人を納得させられるわけはないのだけれど。頭が真っ白になって、答えが出てこない私を見放すことなく、「なぜそう思うのですか」「なぜ○○しているのですか」と訊き続けてくれた岡さんには、本当に感謝しかない。

4Lワークを見直してみましょう

ということで終えた3回目の面談だったけれど、ここから4回目の面談までが本当に苦しかった。毎日ぎゅうぎゅう考えて、岡さんにも途中報告をして、相談にも乗ってもらい、でもこの時点で辿り着いていたのは、消去法での着地だった。

現職のまま興味がある事にトライしてみて、転職につながればラッキー⁉️
現職での仕事との関わり方を変えてみるのはどうだろう

会社の考え方や方向性と、自分のそれが合致した状態で仕事をしている人はどのくらいいるんだろう。私は今の業務が自分の本当にやりたいことかどうか分からず、かといって他に猛烈にやりたいことがあるわけでもない。そんな中で、客観的に見ればそんなに悪くない状況で働いているのに、転職を考える事自体に無理があるんじゃないだろうか、と。それは、残念な着地であることも分かっていたけれど。

岡さんからは、
いろいろな方向から考えて、自分が納得して辿り着いた決断であればいいと思いますよ
と言われていた。

でも、この着地に納得できていないことは、私が一番よく分かっていた。

そして迎えた4回目の面談。
自分の人生の本質的な喜びは何か
誰のために何がしたいか
LIFE全体の組み立て、4Lの割合はどうなるか

ということを5年後を見据えて話しているうちに、突然

5年後も現職で働き続けているという選択はない

という結論に辿り着いた。

自分でもびっくりするほどスコーンと、どこからか落ちてきたとしか思えないほどの潔さで結論に辿り着いて、ここで一気に靄が晴れて気持ちもスッキリした。視界が開けた、という感じ。

仕事や会社、その中で関わる狭い人間関係にばかり囚われて、転職しても目先が変わるだけだということも経験済みなのに、一番先にそこを変えようとしてきたけれど、一番主軸に考えるべきは
「自分の人生をどうしたいか」
ということなのだと岡さんに、posiwillに気がつかせてもらったのだと思う。

現職には残らない
という結論が自分の中から出てきたことで、本当に楽になった。
ここに辿り着くために自己分析プランを受けた、と言ってもいいほどに。

今、私は社会貢献に携わりたい、と思っている。
心の充足感は仕事以外のところで得たい。
そして、パートナーを見つけて、4Lのバランスをもっと充実させたい。

人生の中の仕事のパーセンテージが下がったことで、心の平穏を保てるようになったことも実感している。そのことが仕事の面でいい効果を及ぼし、皮肉にも前向きに仕事に取り組めるようになった。

まだまだネガティブ思考に引きずられることも多く、自己肯定感も低いけれど、そんな自分を認めて、受け入れながら
どうやって社会貢献していくのか
どうやってパートナーと出会うのか
楽しんで取り組んで行きたい。


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