【演劇ワークショップ】稽古場日誌⑪

【演劇ワークショップ】play room第3期
稽古場日誌
「役者とは、演技とは」
第11回 対面再開


約1ヶ月以上ぶりのワークショップ。
コロナの影響もあり、暫くはzoomでの稽古だったが、今日からは稽古場に行き、対面でワークショップがやれるコトになった。
zoomは私は苦手だった。特にどれが、って訳ではなかった。しっかりと稽古できたし。でも何か違和感と言うかを感じていたのも事実。だがそれも結局回数なんだろーなーとも思う。zoomに慣れていないから、もかなりあると思う。
だが、講師の世莉さん初め参加者の顔を直に見れるのはやはり嬉しい。
皆もイキイキしているように見えた。

久しぶりなのでマイズなーテクニックのおさらいから始まり、リピテーションへ。
イマジネーションが今回も子供の部屋だったのでやはり負の感情に引きずられる。つい最近子度の頃の話をした時に楽しい思い出もあったな、と思い出しそれらを思い出そうとしても、やっぱり出なかった。
結果リピテーションでも泣いてしまった。どうしても自分の強い感情に引っ張られてしまって、自分のことだけになってしまう。
もっと相手のコトも知りたいし解りたい。でもそれはそんな簡単なもんじゃないし、そもそも他人の感情なんて分からないコトの方が多い。
それを分からないとして伝えるのではなく、分かりたいが先に来てしまう。コレは頭を使ってるんだろうなぁ。

休憩を経て2回目のリピテーションへ。
今度は少し変わり、モノや匂い味、硬い柔らかいを用いてのイマジネーションを。
凄く集中して挑めたのは分かってて、それぞれのモノへのイメージが湧いて頭を使わずにいろいろな感情が湧き出てきた。
喜怒哀楽全てをさらけ出した感じ。その後にリピテーションに入るのだが、今度は相手に対して違う!と言う感情が出てきた。リピテーションは会話ではなく言葉をリピートしながら紡いでいく。集中は出来たが所々そう言った感情を言語化出来ずにいて終わった。その後の感想会でそれを聞いたら、その時どういう感情なのか、と問われて悲しいに近いと思ったから今度は悲しいと伝えよう、と助言して貰った。やっぱり集中しているとは言え、いろいろ頭が働いているようだ。難しい。

そしてその感想会て私に言われたのは、

もっと適当でいいです。
その一生懸命さが、あなたの表現を阻害している。

と言われた。
一生懸命やっていると言われれば一生懸命やっている。
というより真面目に取り組んでいる、って気持ちだが、講師からしたら一生懸命なんだろう。

今回が、このワークショップが、コレを機会に。

変わる為のキーワードを貰ったように思う。
考えても考えても分からない。
だから、ワークショップを使って、適当を会得しよう。出来なかったとしてもヒント位は掴めるように。
ってコレも一生懸命なのか?

適当に、適当に。
自身は凄く適当な人間なのになー。

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