【演劇ワークショップ】稽古場日誌⑤

【演劇ワークショップ】play room第3期
稽古場日誌
「役者とは、演技とは」
第5回 台本読み



コロナ禍の状況が悪化し、陽性者数の日に日に増え始め5000人を超えた。
ワークショップも2組15名前後のメンバーが直接会って行う。
会って、話し、コミニケーションする。
コレが今の状況では難しいと運営が判断し、今月はリモートでの稽古に。
中断の判断もあったろうが、リモートでも開催してくれるのは本当にありがたい。
それに伴い、稽古スケジュールも変更された。リピテーションの基本もまだ終わってないのだが、1回中断して先に進む。マイズナーテクニック、リピテーションを使ってのキャラクター作り。
台本、台本をよりよく読むためのテキスト、キャラクターシートがデータとして送られてきた。コレを用いてキャラクターの作り方を学んでいく。台本は古典リリアンヘルマン「子供の時間」。稽古前に一通り読む。難しい。やっぱり古典は難しい。私は正直苦手な部類の作品だ。

当日早めに準備。と言うのもリモートでの稽古が初めて。しかもほぼzoomを使ったコトがないので不安しか無かった。
時間になって始まる。やりながらzoomを弄りながらこうすればこうなる、みたいなコト確認しながら挑む。

今日は台本「子供の時間」を1人1ページずつ読み合わせる稽古。
読む、とは言っても古典の独特な台詞回しや言葉のチョイスが今と全然違うため、ホントに難しい。(と、感じているのは私だけかも知れないが)
パソコンなら1画面で皆が一気に見れるのだが、私はスマホでの参加だったので全員見るにはページを進めないと見れない。皆どんな表情で挑むのか見たかったが、台本に集中しようと。しかしながら、初めてのリモートでの稽古、自宅でのリモートもあり、上手く集中出来ず。
台本を一人一人読む。
私的にはホントにただ元気よく読む、と言う世莉さんからの要望すらこなすのに精一杯だった。台本の音読が凄く苦手。本を声を出して読んだりして稽古しているのだが、いざとなるとたどたどしくなる。
ホントに思った以上に低いクオリティになってしまった。

参加者20名前後で1ページづつ読むのだがページ数も多く、終わったのは稽古終了30分前くらい。
テンポよく、とはいかなかったが、皆の読みを聞いてると人それぞれの読み方があって勉強になる。
その後台本を読むためのテキストの説明、次回使うキャラクターシートの説明を受け8月1回目のワークショップは終わった。
自分の苦手なところ、至らないところがハッキリでた稽古だった。
なかなか長いストーリーなのだが、時間を作って読み込もうと思った。

今月はリモートでの稽古。
もっと慣れて積極的に参加したい。
集中もしなかければ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?