【演劇ワークショップ】稽古場日誌⑰

【演劇ワークショップ】play room第3期
稽古場日誌
「役者とは、演技とは」
第17回 新たな1歩


本日も疲れ果てての帰宅。
それくらい密度の濃い稽古が出来ている。
そこはほんとにありがたい。

いつものように質疑応答からのリピテーション。
リラクゼーションでは、急に胸が痛くなり、ホントになんかの病気?とも思ったがそーゆー痛みでもないコトに気づき、感情エネルギーのせいだと気づくのに少し時間がかかって焦った。
その感情は初めは不安からだったが、徐々に怖くなり、仕舞いには震える程怖くなった。だが、今日はリラックスを優先しようと呼吸を整えたり落ち着こうとしてしまった。
後で講師世莉さんにも言われるが、そのまま委ねて良かったのだ。
そのままリピテーション。
相手は初めての方。不安、怖いを伝えたし、リピテーションもしながら少しづつ感情変化も感じるようになり、怖さも消え最後は笑って終わった。最近のリピテーションでは、コップの水を空にできるコトが多くなった。今日もそれだった。

シーン稽古。
とにかく今まで学んできたコトでシーン稽古すればいいと思い、それとリピテーションとキャラクターの統合を如何にして稽古で実践するか、今回の目的でもあった。
それをしっかり残して、捨てて、稽古に望んだ。
私もそれほど肯定感が高い方ではないが、今日の1回目の稽古ではまだまだな所はあるが、何となく先が見えた稽古だった。課題が見えた稽古だった。11月終わりあたりの迷走感はなくなった。正直手放せているかは分からないが、確実に前に進んだのは分かった。
そしてそれを踏まえての2回目。
やはり、1回目を意識し過ぎてミスもありあまり上手くいかなかったが、それはそれで凄く何処が失敗だったのかハッキリわかる失敗だったので、稽古としては凄く有意義な時間だった。やっぱり追ってはいけない。1回1回、その時その時で、新鮮に、新たに。

正直不安しか無かったシーン稽古。
今日初めて、楽しかった。

残り2回のみ。
やることは分かった。あとは全身で感じて渡して、苦しんで楽しむ。

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