4つの芝居製作委員会 前夜 稽古場日誌①
4つの芝居製作委員会 前夜
[手洗いチーム]
戯曲本舗「いたむ人たち」稽古場日誌
いたむ人の道のり 1歩目 コロナ
今年の2月。舞台に立っていた。
TOKYO笹塚ボーイズ「朝の気配」
今一度改めて、作品を観て下さった皆様、気にかけて下さった皆様、誠にありがとうございました。
今思えばあのタイミングで舞台に立てたのは奇跡だと思う。1歩間違えれば…
と言うタイミングでコロナウイルスが全世界に広まった。
日本でも感染が広がり、あとは皆様もご承知の通り。とんでもない事態になった。
いや、今も、なっている。
感染は後を絶たず、生活が息苦しい。
コロナの最中。
自粛を優先。しかし、生活の為に仕事は休めず。多方面に配慮しながら生活と自粛を並行させるのは難しかった。
そしてこの生活の中、変えざるを得ないコト多数。変わらざるを得ないコト多数。
役者活動もしかり。
描いていた形は呆気なく消え去った。
こちらも変えなきゃいけず、変わらなきゃいけず。
どうしたいのか。
どう生きたいのか。
自分と向き合う。時間は十分にあった。
結論。やはり動けるのであれば、動きたい。
コレしかなかった。向き合って向き合って絞り出した結論。
今はコレを信じて動くのみ。自分に嘘はつけなかった。
現場にいたい。それは舞台に立つだけでは無い。オーディションもそう。役者に関わる現場にいて、この状況の中、どうしたいのか、何が出来るのか、何が出来ないのか知りたい。現場で感じたコト、学んだコトを次に活かしたい。
動いて、考えて、動いて、考えて。
今までを大事に、コレからをもっと大事に。
そしてこの状況で、舞台に立てるご縁を頂きました。
今まで経験したコトのない状況の中で、何を感じるのか。発信していければと思ってます。
どうか、どうか。
いつものように、見守ってて下さい。
私同様、「いたむ人たち」も見守ってて下さい。
改めまして、活動・作品を何卒宜しくお願い致します。
ここに再開の1歩を記します。
梅﨑信一
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