ワークショップ稽古場日誌⑧


「澤塾ワークショップ」
稽古場日誌8回目(全9回)
稽古


ワークショップ8回目、残すところ今日を入れて2回。ここまであっという間だった。

今日も歩く。歩くから始まる。
外に気を向けて、内に目を向けて。
今の自分と歩いて確認、会話する。
今日はすごく眠い。昨日眠れなかったから。身体は重いが意外と動く。
などなど考えながら歩く。
目を瞑って、ある張り紙を指す。
今回は物の見事に全員ハズレ。全くノーマークな張り紙だったので皆が笑う。このワークショップは皆が楽しんでいるから笑いが多い。

スパイゲーム。
3戦する。結果は1勝2分け。
ちなみに私はこのスパイゲーム、物凄く怪しまれる。なんならスパイに指名されるのいちばん多いんじゃないかな。でも今回まででスパイは1回だけ。確かに挙動がいちいち違うのもあるから、怪しまれるのは仕方がないか。ただ単に落ち着きがないだけなんだけどねw
今日は私が疑われたおかげで2分けのスパイも分かり、他のスパイも当てて素晴らしい探偵でした。

鬼ごっこ。
今日は鬼が捕まえるのは当たり前だが、逃げてる相手か誰か2人と手を繋いでいる時は捕まえられないシステム。で、鬼が1人と言うコトは2人組みが2組は出来るが1人余る。その余った人が当然狙われるが、他の人がその人をどう守るか、を考えながら鬼ごっこする。
そこに今度は名前鬼も投入される。ひとりが狙われたら誰かの名前を指名すれば逃げられる。名前鬼を優先するか、2人組みを優先するか、流れでやるがコレがなかなか面白い。
どちらかと言うと名前鬼優先だったが、2人組みが1人を守るシーンもあって。いろいろなシーンがあって見てても面白いと思う。
やってるこちらは頭も身体も動かし考えながらなので大変だがw

ご飯休憩の後テキスト稽古。
澤さんが語る。演出として自分が出来るコト。
その中で、深い森の中に入ってしまったら、必ず俺が入口まで導くから、と言う言葉には説得力があったし、頼もしかった。

自分のチームの演出。
少し特殊な演出を軸に作品作りが始まる。が、不思議と違和感がない。それは澤さんへの信頼感、関係性も関与してるだろうが、演出が理にかなってるコトが大きいかと。
そこを軸に演出が進み段々と作品が出来上がっていく。もちろんまだまだだが、1番初めにやった稽古に比べたら段違いの出来と言うか。
最後まで演出がつき、自主練。なかなかセリフが上手くいかないが、何度かしっかりと稽古する。
明日は作品の発表会。
この演出をどう活かすか。明日の稽古でもしっかり稽古したい。

明日で最後のワークショップ。
寂しくもあり、楽しみでもあり。

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