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犬の話 <日記>2020/12/28

・アニメ「安達としまむら」を最終話まで見終えた。映像化された2人を見れて本当に幸せだった。1クールで4巻までやってくれたけど、5巻からとんでもない事になるので是非2期をやって欲しい......!

・原作の大ファンなのでアニメ化が決まった時は本当に嬉しかった。作者である入間人間さんの地の文が美しくて、細かい心理描写にうなされる良い百合作品だ。

・特に原作6巻のしまむらがお盆休みに家族で実家に里帰りする話が印象深い。

・里帰りした祖父母の家で飼っている老犬のゴンに再会してしまむらは喜ぶも、老いて弱りきっているゴンの姿に哀切を抱く。散歩に連れていきへたへたと頼りない足を動かす姿を見て、来年のお盆に訪れるときにまた会えるのだろうかと。犬を通じてしまむらの内面が描かれるひと場面だ。

・百合でも何でもないシーンなのだが、ここを読んで昔のことを思い出した。

・子供の頃、両親に犬を飼って欲しいとお願いをしたことがあった。結果は父親がダメだの一点張り、そこそこ駄々を捏ねたが結論は変わらなかった。

・少し大人になった時に飼うのを許してくれなかった理由を母親がこっそり教えてくれたのだが、父親は大の犬好きだったらしく自分が生まれる前までは実家で犬を飼っていたらしい。だけどその犬が死んでしまったのが相当ショックだったらしく、再び犬を飼う気にはなれなかったそうだ。今でも弱った老犬を見るのがしんどいらしい。

・この先自分がペットを飼うことがあるかは分からないが、その時がくれば覚悟を持って世話をしないとな。


それでは、おやすみなさい。

よい年末を!



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