ネタバレ映画感想「マティアス&マキシム」
公開9月25日の翌日26日に見に行ったので!
感想という感想を書けないんだけど、折角なので。
【 あらすじ 】
幼馴染である30歳のマティアス(役 Gabliel D Almeida Fraitas)とマキシム(役 Xavier Dolan)は短編映画で男性同士のキスシーンを演じることになり、それをきっかけに秘めていた互いへの気持ちに気付き始める。2人は抑えることのできない本当の想いを確かめようとするのだがー。
一言でまとめると、私には合わない映画だった。
監督のDolanさん(以下ドラン敬称略)は19歳にして映画「マイ・マザー」をきっかけに注目される。(※参考サイト1)映画「マイ・マザー」とは、母親とゲイである息子の葛藤の物語だ。これもドランが出演しており、ほとんどドランの自伝の映画だ。(Netflixで配信済)
海外の映画はまだまだ俳優さんや監督さんに注目することが少なく、初めて調べたんですけど、実際に出演されて監督もされているのは凄いな、と。
自分にはこの監督さんの世界観の理解が足りないのかもしれないと慌てて「マイ・マザー」を見てみて、少し理解した部分があったのでそれも足しながら書いていく〜!疲れた。。。
今回、「マティアス&マキアス」パンフレット未購入
※ 以下、ネタバレ感想 ※
「マティアス&マキアス」は見終わったとき「何だこのよく分からない映画は???」が感想だった。自業自得とはいえ、罰ゲームみたいなもので映画でキスさせられたきっかけに葛藤しまくってキレまくって、あ、そういう最後なんだっていう。推薦状はまぁ鉄板だろうと思ったけど、婚約者どうした???無視しまくって、笑顔で立ってる顔かっこいいなクソ・・・
特徴的だったのは場面毎に入っている音楽。音楽を知っていたり、ジョークを知っていたらもっと違う感想を書けたのかもしれないので、ここは凄かった、とだけ。ただ私は好みじゃなかった。アクションじゃない映画ってどうしてこうも私の眠くなる曲を入れるんだろう(殴
感想一覧
1.ドランの本当の友人さんが出演したことを含めたドランの映画の描き方
2.出演者さんが可愛かったこと
3.マイ・マザー見て疲れたこと
1.ドランの本当の友人さんが出演したことを含めたドランの映画の描き方
本当の友人さんが出演していたので他の映画にない親しさがあった、というのを知ってビックリした。かなりフレンドリーな会話や表情の柔らかさで元々の知り合いか何かかと思っていたが。
後から調べて知ったことだが、ドランはデジタルの現代にフィルムにこだわって撮ることだ。そう言われて振り返ると、静的な画面で切り取ったワンシーンが多い。実際に「マイ・マザー」では昔の記憶としてフィルムで撮った映像が流れる。
また「同性愛者の映画ではなく、ただのラブストーリーの映画として見てほしい」とインタビューで答えている(参考サイト2)。
ドランは気持ちをフィルムのように映し、自分も出演することで感情の厚みを出す表現として映画にしているのだ。
2.出演者さんが可愛かったこと
婚約者さん、私と婚約しよう・・
ケヴィン、顔が良くてゲスくて好みすぎた、ありがとう
3.マイ・マザー見て疲れた
最終的に私の愚痴になるんだが、なんで恋愛映画の良さが全く分からないのに自分は見に行こうとするのか。
私のアセクシャルは一目惚れ、少女漫画の「好き」、好きな人と一緒に帰れたっていう感情が全く分からないので・・・。好きなのかなんなのか、裾を引っ張るのって失礼でムカつくので言葉で口にしてもらえませんか。一目惚れって顔の良さしかないじゃん???え、違うの。そういうことだよな。
そういうことで「マイ・マザー」を見てみて、とても刺さったのは終盤あたりに息子が母親に一番怒鳴るシーンが思春期の頃の自分を彷彿とさせたこと。
「今日、僕が死んだら?」「私も明日死ぬわ」
感情の起伏が激しくて、1時間半しかなかったのに3時間くらいに感じたくらい長かった・・・
ちゃんと恋愛したことある人がマティマキを見に行くと感動するかもしれない。というか、絶対にフランス語で見れたほうが言葉も考えられていそうで汲み取れないのが凄い悔しい。
Netflix見れる人はマティマキも雰囲気は似ているので、マイ・マザーを見てから判断してもいいかもしれない。
長電話がトラウマになった人の感想でした!
ほんじゃらでは。
参考サイト1
参考サイト2
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