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見えてきた新しい音のスタイルとSTYLYへの期待

前回のこのマガジンでは、音楽活動の話を書きましたが、新しいスタイルが、まだ完成ではないですが、少しずつ見えてきました。

もうすこし全体的にダークというかクールな感じにしたいのですが、これ以上を音を重ねちゃうのも、、、。でも、逆に音を引いてしまうと今度はあまりにも普通のフリージャズになってしまうし、、、。と悩んでいますが、まあ、とりあえずはこれで良し(あくまで途中段階での良し)として、後はいつものように映像も付けようかと思ったのですが、これは映像というよりも空間で楽しんでもらった方が面白いだろうと、STYLYで以前作っていたシーンを復活させて公開してみました。それがこちらになります(VRデバイスがなくてもブラウザでも見れますが、ちょっと重いかもしれません)。

このSTYLYですが、いわゆるSNS型ではないVR型メタバースとして個人的にはかなり気に入っています。基本的にアート系というか芸術的な空間が多く、そこに浸っていたいと思わせてくれるのも多いのですが、長時間浸るにはやはり音楽(と映像(というか動き))が重要な要素になるかな、と思います。

ただ、そうなると、人間やはり欲が出てくるものです。次はこの空間の中でライブをしてみたいと思うようになりました。現在のSTYLYの使用は、基本的にユーザーは観客としてそこに入ることになっています。いわゆるアバターはありません。観客は「目」だけの存在としてそこに入ります。まさにゴースト、幽霊と言ってもいいでしょう。ほかの参加者の姿も見えません、というか基本的に同時に複数の人が同じワールドに入ることはありません。まあ、このように「鑑賞用」に徹底していることで軽量化やサーバーへの負担を軽減しているのでしょう。

と、そんなことを考えていたら、実はSTYLYには「セッション機能」というものがあることが分かりました。10人程度で集まって、一緒にワールドに行くという機能です。参加者は基本的に上半身のみが白い輪っかの集合体のような形でぼんやりと見えている(まさにゴースト)だけですが、主催者はアバターの形が使えるそうです。

https://styly.cc/ja/manual/session-starter-manual/

この機能、実は2021年時点でできていたそうですが、あまり使われていないのかその後、進化、発展はしていないようです。ただ、これができるのであれば、SNS型とはまた違う形での空間の共有体験というのも技術的には可能ということでしょう。イメージとしてはClusterの「スペース」のような使い方で、ただ、参加者は全員がゴーストの姿で、そしてお互いに話はできない、というような感じでしょうか。音楽系や鑑賞系のVRメタバースであれば、むしろそのような形でのほうが気軽にVRやメタバースの世界に参加できるかとも思います。


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