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人生の三大支出はいつの時代も同じ?

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの真凛です。
私は普段、FPとして家計の相談に乗ることが多くあります。

FPとして受ける家計の相談の多くは
ご自身やご家族の資産の形成についての全般的な話です。

どんなときに相談するかについての記事はこちら

人生の中でも大きな支出の前後は家計の相談のタイミングです。

特に
・住宅の購入
・教育資金
・老後資金
が三大支出と言われ、大きな金額が動きがちですね。

三大支出についての記事はこちらをご参照ください。

ではこの三大支出は、いつの時代も同じなんでしょうか?

・三大支出は時代によって変わるのか
・大きな支出のタイミングは他にあるか

について検討していきたいと思います。

人生の三大支出 昔と今

みなさまが気になるのは将来の話かもしれません。
が、いったん過去に時間を戻して考えてみましょう。

今より保険という概念が普及していなかった頃は
災害で家を失うと再建費用がまるっとかかりました。

ちなみに日本で最初の保険の登場は明治時代ですので
この前には住宅資金や、稼ぎ頭であるお父さんが亡くなった場合のリスクは今より大きかったといえますよね。

住宅ローンが日本で登場したのも同じ明治時代です。
もちろん今とは違う規制もあったことと思いますから
同じようにお金を貯めればどこでも家を買えたわけではないと思いますが
住宅購入への障壁が下がったのもこの時代ということになりそうです。

これからの三大支出

では人生の三大支出はこれからも同じでしょうか。

もちろん変化する可能性はあると思います。
正確には、三大支出自体は変わらなくとも、縁の有無が変わると考えます。

昨今では転勤が当たり前になっていることから
住宅を購入せず老後を迎える方も増えています。

またお子様についての考え方も多様化していますよね。

住宅の購入・教育資金・老後資金はたしかに大きな支出でしょう。
ただその中でも私は教育資金は考えなくてもいいな・・・といったケースは増えていくでしょう。

一方で必ず関係してくるのは老後資金でしょう。
特に核家族化や少子化が進む時代こそ、老後資金の重要性は高いでしょう。

もちろんそのすべてを貯金に頼る必要はありません。
・年金受取の保険をうまく活用する
・iDeCoの活用を検討する
といった方法で老後資金を準備することもできるでしょう。

お金に関する事情は時代とともに変化していきます。
あなたの資産形成について迷ったときは、FPに相談してみてもいいかもしれません。

あなたにとっての良き道しるべが見つかりましたら幸いです。

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