FPとAIの相性って?
こんにちは、ファイナンシャルプランナーの真凛です。
私は普段、FPとして家計の相談に乗ることが多くあります。
今日はそんなFPとAIの相性について。
あなたは、ロボットFPに相談してみたいと思いますか?
それは仕事?作業?
FPを取り巻く業務は、仕事と作業が入り混じっています。
・クライアントの現状を聞き取って
・進むべき道を一緒に考えて
・解決策を検討して
・提示して(場合によっては)選択してもらう
そしてその間に、現状や今後の予測を数値化する作業や、活用する制度について調べる作業が含まれています。
AIの得意分野は圧倒的に作業
作業効率について、AIに私たち人間が勝つことは難しくなってきました。
活用する制度について調べること、膨大なデータをまとめること。
これらはコンピュータに作業してもらう方が圧倒的に速くて正確です。
もちろん、こちらが正しい指示を出さねば、頓珍漢にまとめます。
調べずに勝手に制度を作ってきたりもします。
AIをうまく味方につけることもそうそう簡単ではないのです。
AIの言うとおりにできる?
仮にAIがライフプランを考えられるようになったとしましょう。
ロボットに向かって、必要な情報を打ち込んだらあなたの最適な資産形成や必要な行動を教えてくれるとしましょう。
そのとおりにできますか?
人間は不完全です。
何をしたらいいかわからない段階を経て、何をしたらいいかはわかっている状態になったとして、行動に移せるまでにはもう1段階存在します。
また最適な答えだけで納得できるわけでもありません。
だってお金の面だけを考えて
今日から食費を○○円にしなければ・・・となったら、できますか?
大切なお子様の誕生日プレゼント、切り詰められますか?
収入を増やしてくださいと言われて、できるほど世間は甘くない。
最適解だけが正解でもないし、そのとおりにできるとも限りません。
必要なのは寄り添って継続して一緒に考えること、と捉えています。
FPとして、AIとの共存を考える
つまりFPとしての仕事はあくまでフロントに立つこと。
ただしくクライアントの現状とニーズを聞き取ること。調べごとは上手にAIに任せることが大切になりそうですね。
共存しながら、よりよい提案ができるよう努めていきたいです。
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