見出し画像

すぐに結果を求めるのは 良い?悪い?

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの真凛です。
私は会社員として働きながら、FPとして活動しています。

今日紹介するのは地道な取り組みに対する評価の方法について。

仕事に対しても、家庭でも共通して言えることを紹介します。

結果の可視化

会社でよく言われること。
・結果を定量評価
・成果の見える化

こんなことを言われると思います。

ただ大切なのは、結果が見えるまでにものすごく時間をかけないといけないこともあるよ、ということ。

たとえば従業員満足度を向上するような福利厚生に関する支出が、1年で顧客満足に結びつくことはないでしょう。

顧客満足度を向上させるためのビジネスマナー研修が、受けた翌日身についている従業員はスーパーマンです。

家庭も同じ 結果が見えないのは悪ではない

家庭の場合は、もちろん成果が見えないがたくさんあります。

進学したら2年生のときに何かが起きるわけではないでしょう。
進学校に行ったからといって一流企業に就職するとも限りません。

もっといえば成果を求めていない支出が山のようにあります。
旅行に行ったら大黒柱のやる気がみなぎって収入倍増とはなりません。

家族の笑顔を思い浮かべて買って帰るケーキには、見返りなんて求めていないはずです。

大切なのは金額のバランスと時間軸の共有

全てにおいて短期の成果を求めるのではなく
・その支出が成果を求めているものかという根本を判断すること
・成果を求めているなら、どれくらいのスパン待てるかを判断すること
・成果を求めていない投資や支出にも金額の限度をきちんと設けること

が大切なのかと思います。

今日の記事は、とあるクライアントさんの研修が実を結び始めたことのお祝い記事ですので少しふわっとしています。

人間としての在り方や考え方を学ぶ研修に、社長が通い、中堅社員を巻き込み、今や若手社員の間にも浸透しました。

今や新入社員面接を行うと、その会社の業務に携わりたい人より、その会社の人たちと仕事をしたいという学生ばかりが集まる会社の空気ができました。

最初は余計な出費と怒られながら通い始めたセミナーを通じて会社の軸となる社風を作り上げたケース。コスト意識だけで却下していては実を結ばなかったと思うと、やはり大切なのは頭ごなしの否定ではないと思う今日この頃です。

なにかの参考になりましたら幸いです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?