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相続対策 最初の一手とは

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの真凛です。
私は普段、FPとして家計の相談に乗ることが多くあります。

今日はそんな中でも少し年齢が上の方からの相談で多い相続に関してです。

相続対策を事前に・・・と言われて、最初に考えることはなんでしょう?

気になった方は読んでみてくださいね。

相続対策 第一歩は現状把握

相続対策というと、遺言を書くことでしょうか?
保険に加入すること?不動産に投資をしたほうがいいの?

なんだかお金かかりそうだし、難しそう
という問い合わせを多く頂きます。

ちょっと待ってください。
それは第一歩ではないのです。
むしろ具体的な対策は最終段階です。

まず初めにするのは、あなたの現状把握です。

どんなことを把握したらいいのかは、大きく2つです。
・あなたの人間関係の現状の把握
・あなたの資産の現状の把握

少し身近に感じましたか?
具体的に見ていきましょう。

あなたの人間関係の現状の把握

まずはあなたの人間関係、特に血縁関係がどうなっているかを把握せねばなりません。

資産を引き継いでもらう相手を考えるということにつながるからです。
そしてこの現状把握なくしてその後の対策はありません。

だって誰が引き継ぐかわからないのだから。
家系図を書いてみましょう。
正確には引き継げる相手、引き継がねばならない相手は決まっていますが、最初は配偶者、親、子、兄弟、姪っ子甥っ子とできるだけ多く書いたらいいです。

そのうち、自分なくして相互に連絡を取ってくれなさそうな人たちはいませんか?あなたの相続手続きをするときには、あなた抜きで話が進みます。

連絡先の橋渡しをしておかねばならない人がいたら、伝えておくことが大切ですね。

あなたの資産の現状の把握

次にあなたの資産を把握しましょう。
どこの銀行に預金がありますか?
不動産の現状は?
生命保険なんかも、あなたが亡くなったら保険金を受け取る人がいるので、把握しておいた方がいいですよね。

資産を把握しておくことも大切です。
あなたの資産が100万円か1億円かで、取るべき対策が変わってきます。

まずは現状把握、迷ったら相談を

一概に現状把握と言っても、何をしたらいいか困ってしまいそう。
もし心配なら、相談してみてください。

お子様やご兄弟の誰か1人に相談してトラブルになりそうなら、FPに相談しても構いません。

あなたの相続対策の第一歩をまっすぐ踏み出す一助になれましたら幸いです。

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