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毎日新聞に小山田圭吾さん炎上の初期報道時のソースを問い合わせてみた結果

毎日新聞の小山田圭吾さんに関する初期報道

コーネリアスのサイト【いじめに関するインタビュー記事についてのお詫びと経緯説明】

コーネリアスのサイト【いじめに関するインタビュー記事についてのお詫びと経緯説明】には、
"『QUICK JAPAN 』の記事を切り取った内容で書かれた一般の方のブログ記事や掲示板の書き込みなどが現れ、それらが今回の報道でニュース・ソースとされ、私が行った暴力行為として各国の報道やSNS等で拡散されている状況があります。『QUICK JAPAN (1995年8月号)』の記事では、知的障がいを持つ生徒についての話が何度か出てきます。報道やSNS等では、私がその生徒に対し、「障がいがあることを理由に陰惨な暴力行為を長年に渡って続けた」ということになっていますが、そのような事実はありません。"
と記述がある。

2021年7月15日の毎日新聞記事

五輪担当発表翌日の2021年7月15日夜のWEB版記事だ。 これは他の大手新聞に先駆けて炎上を報道した記事で、翌日朝刊にも掲載された。
この毎日新聞の記事が"それ"にあたるのではないかと思い調べてみたところ、ソースとされた雑誌クイック・ジャパンに記載されていた内容と食い違う箇所がある。
「長年にわたって同級生をいじめていたと告白していた」「小山田さんが通っていた私立小学校から高校で、障害者とみられる同級生2人をいじめていたと明かしたとされていた」
という部分である。
雑誌クイック・ジャパン原文には高校時代の小山田氏がいじめをしていたという記述は見出せない。
以下、疑問に思い毎日新聞に問い合わせてみた記録である。

「つながる毎日新聞」というサービスを利用してLINEで毎日新聞に問い合わせてみた。

毎日新聞とのLINE①

2022年7月15日(金)〜2022年7月16日(土)

毎日新聞とのLINE①

毎日新聞が高校時代のいじめの記述があると指摘した箇所である。
この箇所は悪質な切り取りをしている個人デマブログ類いの記述と一致する。

悪質な印象操作をした個人ブログ

この悪質な印象操作をした個人ブログは、2006年から小山田圭吾さんのバッシング記事を書き、長年、小山田圭吾さんを苦しめ、一番拡散された”孤立無援のブログ"という個人ブログである。

引用元:孤立無縁のブログ

“孤立無縁のブログ”を引用元にした悪質なブログはネット上に多数存在している。

雑誌クイック・ジャパンの原本①
拡大部分

赤い下線部分が、毎日新聞が高校時代の小山田氏のいじめの記述があるとして原文を引用した箇所である。ところが実際の雑誌原文には「だからみんなわざと脱がしてさ。廊下とか歩かせたりして。」の直後に「でも、もう僕、個人的には沢田のファンだから、『ちょっとそういうのはないなー』って思ってたのね。(略)そういうのやるのは、たいがい珍しい奴っていうか、外から来た奴とかだから」と小山田氏が当時他の生徒のいじめを目撃して否定的だったことが分かる内容が続く。

←孤立無縁のブログ 毎日新聞の返信→

しかし、毎日新聞が回答として引用し返信してきた文章にはこちらがごっそり切り取られている。この切り取りは悪質な切り取りで印象操作をしている“孤立無縁のブログ”及び“孤立無縁のブログ”を原文ソースとした個人デマブログ類の記述と完全に一致した。
毎日新聞が、こういった悪質な切り取りをしている個人デマブログ、フェイクニュース類いのモノをソースにして読者に情報を提供し、記事にしているのならば問題ではないか?と思い再度確認してみた。

毎日新聞とのLINE②

2022年7月17日(日)〜2022年7月19日(火)

毎日新聞とのLINE②

2日後、毎日新聞からは「雑誌の原本に基づいて記事を執筆・掲載した」という回答が返ってきた。
再び、原本には高校時代に小山田氏がいじめをしていたという記述が無い事を聞いてみるが未だ返信はない。

毎日新聞の誤報道の影響

モーリー・ロバートソン氏のツイート①
モーリー・ロバートソン氏のツイート②

モーリー・ロバートソン氏は、"毎日新聞などに引用された箇所を持って「裏どりがなされた」と判断した"と、本件を英訳し海外に報道した。

一般論から見ても、少年法に照らし合わせてみても、小学生位なら分別のつかない年齢という印象があるが、高校生位だとさすがに分別もつく年頃という印象があり、高校までいじめをしていたという誤報道をした毎日新聞の与えた影響は大きかったのではないか?と思う。

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