【レビュー】Leofoto G4ギア雲台を2018年から使って思うこと
はじめに
Leofoto G4 ギア雲台は、2018年月日にLeofotoから発売された一眼カメラ用ギア雲台です。
比較的軽量で安価なことや、微動と粗動をすぐにレバーで切り替えられる点が特長となっています。
私は本雲台を2018年に購入しました。本記事では、その機能に触れつつ、外観や機能を紹介します。
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外観・使用感
以下に外観の写真を示します。
質感は悪くありませんが、高級感はあまりないかも。それを求める方はアルカスイスのギア雲台のほうがよいです。また、レオフォト G4は以下のアルカスイス D4の模倣と思われます。
上部のノブを緩めるとカメラをパンできます。
パン方向もギア駆動だったらもっとよかったのに、とも思いますが、実際にはチルトとスイングを多く使用するので、機能のために大型化するよりもこちらで良かったのかも知れません。
また、上面には水準器がありますが、カメラを載せると見えなくなります。
私は水平を取る際は、カメラ内の水準器のほか、特に精密に行いたい場合にはハクバの外付け水準器を使っています。多少値は張りますが信頼できます。
また、微動させる方向と角度によってはノブが干渉します。写真の奥側になら十分に倒せるので、縦位置をする場合などに気をつけておくとよいです。
ミニ三脚 MT-03との併用
Leofotoのミニ三脚 MT-03とのマッチングは良好で、ギア雲台のぶんミニ三脚の全高を上げられます。大型三脚を持っていけない旅行などに便利です。
装着例を以下に示します。
転倒を防ぐために、基本的には脚を最も低い位置にしておくのが良いと思います。
脚を伸ばすこともできますが、重いカメラを載せると破損のリスクがあります。ご注意ください。
なお、小型の自由雲台LH-25は使用しません。
この組み合わせは、高さを必要としない撮影において利便性を発揮するはずです。通常の三脚と併用すれば、様々なシーンに対応できます。
小型で安価なギア雲台の選択肢
この選択肢はかなり少ないです。
Leofoto G4以外だとサンウェイフォトのギア雲台くらいしかありません。どちらもアルカスイスの模倣で、もう少しオリジナリティと選択肢があると良いのですが……
Leofotoからは、より小型化したG3 ギア雲台も発売されました。
こちらは耐荷重が下がりますが、とにかくコンパクトにしたい方にはよいかも。ただ、フルサイズミラーレスに1kg以上のレンズを着けるとなると少し心許ないように感じます。
カメラの位置を変えずに微動させたい場合はこちら。G4と併用するのも良さそうです。
廉価で有名なNEEWERもギア雲台を出しています。クーポンで一万円を切ったそうで、機会があれば買ってみたいです。
まとめ
本記事では、Leofoto G4 ギア雲台を、外観や機能とともに紹介しました。
leofoto G4は以下の方におすすめです。
・できるだけ安くギア雲台を手に入れたい
・コンパクトなギア雲台が欲しい
・風景や建築の撮影をよくする
一方、以下の方には向かないかも知れません。
・超望遠レンズなどの重量級の機材を載せたい
・「いいもの感」がほしい
なんだか貶してばかりだったような気もしますが、発売当時からずっと手放さずに使っています。構図の微調整が必要な場合に小型なギヤ雲台があるととても便利だからです。自由雲台で決まらなかった構図が決まるようになりました。
また、長期間使用していますが、ガタつきやグリス切れなども起きていません。
本記事がギヤ雲台導入の参考になれば幸いです。
(おしまい)
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