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ゼロから学ぶ

最近は「思考力」に拘っている。
そこで機会に恵まれたので考えてみた。

①なぜ現代社会では「思考力」が元来
よりも必要とされるのか

答えは簡潔に纏めると、「AIの社会進出によって無くなる仕事・作業が沢山出てくる。ということは、AIでは対応が難しい思考力を使って生き抜いて行きましょう」という発想に辿り着く訳だ。

「思考力」の必要性について実感すれば、当然「思考力を養う方法」を手に入れますよね。

②どうすれば思考力を養えるのか

これは常に幅広い物事に「なぜ?」「どうして?」など、少しの違和感にでも小さな疑問を持つことだ。普段から進んで物事に取り組み探究心を大切にすれば、疑問は沢山湧いてくる。その疑問の答えを最後まで考える。そうすることで、思考力は少しずつ養われていくのではないだろうか?


話は少し変わって、私は友人に
「国語の勉強ってどうしたらいいの?」と尋ねられた。
別に国語が飛び抜け出来るわけでもなく勉強法を人に公開したくない主義の私は、どう答えるべきか迷った。
そこで思い付いたのが、「要点を1つだけに絞って問題解決の手助けをしよう」という作戦。
私は模試で10点程上げた文章の読み方のコツだけを答えた。
しかし、返って来た回答はこうだ。
「そっか。
              やっぱり本は読んだ方がいいのかな?」
それに私は「読むべきだと思う」とだけ答えた。
そうすれば次に問われることは
「どんな本を読めばいいのかな?」だったので、
「小説よりは評論の方が良いかもしれない。だけれども、幅広いジャンルを読むのが良いよ」と。
最後に出てきた言葉は
「でも、本を読む時間が無い。どうしよう」
この友人は他人に頼って自分が持つ疑問を解決しようとするからこそ、考える楽しさを知って欲しいと思ったので、敢えて本を読むことよりも、本の中で疑問を探すことの楽しさは伝えず
「それは自分の時間にある少々の空きコマを活用すれば良いよ」とだけ伝えておいた。


頼られたら答えの全てを教える、それが従来の私のやり方だった。
しかし、「思考力」について学ぶ上でこのままではいけないと思い実践してみたのが
「答えのキーだけを抽象的に伝え、それをヒントに具体的な内容を相手に考えてもらう」というこの方法。これは相手の思考力と自分の思考力を両方成長させてくれる。その点でこれからは導入していきたい。

これから先思考力は極めて大事な能力となるので是非これを読んでくださった方々にも1度考えて頂きたい。

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