水無月のハイドレンジア
「雨に映える紫陽花の花も美しく」
という時候の挨拶がありますが、本日6月30日。
明日からは7月が始まります。
さて、ドライフラワーのようになってしまった紫陽花を目にする機会が多くなって来たのでは無いでしょうか?
花が枯れるのを意味する美しい日本語で、
「紫陽花はしがみつく」という表現をするようです。
「しがみつく」と聞いて紫陽花に対する擬人法が為されているのではないかと考えたのは私だけでしょうか?
お花である紫陽花を人に例えた「しがみつく」という動詞。
これは紫陽花の花が枯れる時、茎を残してどんどんと枯れていくということからこの様な表現が使われているようです。
お花に対しても人間のように扱うかの如くこのような表現が使われるのはおそらく日本人固有の心の現れではないかと考えます。
ちなみに紫陽花の花言葉は「浮気」「無常」ですが、花の色によってどうやら異なるようです。
私がよく撮る紫陽花の色は青色。
どうやら花言葉は「知的」「神秘的」
そして私が見たガクアジサイ、花言葉は「謙虚」
こうして梅雨の時期になると紫陽花鑑賞を楽しむの昔から好きだった。
来年もまた多様性のある紫陽花たちにお会いしたい。
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