雨水

日々慌ただしく過ぎてゆき
それらをこなすだけ
それでも

季節は進みますね

色透かす
力弱めた
冬の雨
春のひかり
少し明るく

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冬の嫉妬は
まだ硬く

怒り顕に
窓叩く

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名残りの雪は
美しく

晴れ間のひかりに
輝きて

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おまけ

冷えた体を
暖める
湯豆腐わさび菜
辛口の
いつか貰った
萩の露

今夜は酔いましょうか…