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祥月命日


あの日から
2191日

ひとそれぞれの
いのち模様

色も寿命も
散る時も

散って尚も
美しく

瞼にやきつけ
有し日を

父親がこの世を去り6年

私といえば
いくら歳を重ねても
毎日…ね

ひとつやってみると
まだ
何か見えてくるのかな
なんて思う
見えなければ
もうひとつ
昨日出来なかったことが
今日は少し出来て

そして
次にすること
しなければならないことが
見えてくる

それで何か思うことと違えば
次にいけばいい
少なくとも私は
そうやって生きてきた

何も見えないまま
何も思わないまま
次にいったって
同じことの繰り返しだ

自分の事が好きな人ばかりいて
自分都合の環境なんて
巡って来ない
だから人って頑張れる
自分のままの
自分でいる

自分で決める
今日だって明日だって
誰にも決められない
自分の好きなように
自分で決めて
生きる
自分で決めなければ意味がない

私は優しくなれるだろうか
優しい人は強い
強い人は優しい

なんとか強くなろうとしている人たち
全然醜くありません
そう信じて


父親はどこにいるのだろうか
そして
何が見えているのだろうか…


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