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アメリカの鬱アニメ『インビンシブル』を語る

どうも。
この記事ではアマプラで独占配信してるアニメ「インビンシブル」を語ります。超傑作なので時間がある方は是非。

⚠はじめに⚠

この記事は直接的なネタバレは含んでいません。
ただし、第一話のラストをバラしてしまいます。何も知らない人は、とにかく第一話の最後まで観てください。マジで。
他の作品に例えるなら「がっこうぐらし!」のような感じで、第一話の最後で裏切ってくるので、こんな記事読まずにそこまででも観てほしいです。※嘘エンドロールがあるけどその後まで観てくれ。グロ注意

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準備はいいですか?


言っちゃいますよ?




あらすじ

地球最強のヒーロー『オムニマン』の息子であるマーク・グレイソンは、今まで父のようなスーパーパワーを持っていなかったが、17歳でようやくスーパーパワーに目覚める。そしてマークは『インビンシブル』を名乗り、父と同様にヒーローとして活躍し始める。

主人公のマーク。アメリカの虎杖悠仁。


時を同じくして、地球最強のヒーローチーム『ガーディアンズ・オブ・グローブ』がオムニマンに惨殺される。ヒーローだったはずのオムニマンが何故こんなことをしたのか。真相が明かされないままストーリーは進行していく…

見どころ

とにかくオムニマンがおっかねえ。
第一話のラストのおかげでそれ以降オムニマンが登場すると緊張が走る。あまりにも圧倒的に強いのでなんかサラッと殺してきそうで怖い。
「表面上は普通の話だがいつどこで誰が暴走してもおかしくない」というのを主に視聴者だけが知っている状態が続きます。オムニマン以外にもヤバそうなキャラはたくさんいますし、裏で何が起きているか全然わからないからドキドキします。

オムニマン。いるだけで怖い。いなくても怖い。

あとは絵柄とグロ描写のミスマッチも見どころ。普通はこういうアメコミカートゥーンにグロ描写はないので、見ていて新鮮な感じがします。普通の戦闘のノリで超暴力が繰り出されるんですよね。一番ヤバいのはオムニマンですが、他のキャラの戦闘シーンでもグロ描写はけっこうあります。

さすがにモザイクかけときますね。本編は無修正。

そしてストーリーが丁寧に組まれていて、話数が少ない。
これが非常にデカイ。特にアメコミカートゥーンなんてのはテレビで長期的に放送するものがほとんどですから、通算100話以上の一話完結ストーリーの積み重ねでクライマックスまで持っていくのもザラです。インビンシブルも一話完結らしい要素は持っていますが、ストーリーの進行が尋常じゃないほど速いので、日本の12話くらいのアニメに慣れてる人でも観やすいと思います。
具体的には、約50分×8話で1シーズン。現在はシーズン2の前半まで公開されています。番外編も1話あり。

伏線回収ももちろんあります。ストーリー上で明かされるべき謎は一通り回収されますし、ちらっと出てきたモブキャラが終盤まで活躍するようなこともあります。

あとはやはり曇らせ。
マークはオムニマンのことを尊敬していますから、そんな彼がオムニマンがやったことを知ったとき、どんな反応をするのか。察しのいいみなさんなら、だいたいどうなるのかわかると思います。
その上、マークの母親は普通の人間ですから、彼女もオムニマンの暴挙に振り回されます。ずっと愛していた夫が、仲間を殺しまくったと知った時、もう、ね。どうなるかは予想できるでしょう。

ただここまでを読んで「すげえ!グロ鬱曇らせ陰気伏線回収サスペンスアクションなんだ!観よう!」と思ったらちょっと期待外れかもしれないです。ここで述べた描写は作品内の一要素に過ぎず、尺の大半は青春ヒーロー活劇なので、常にグロかったりするわけではありません。ただそのメインストーリーも丁寧に作られているので、決してその部分が無駄とか退屈なんてことはありません。

見どころ2

前の部分ではストーリー面の見どころを書きましたが、ここでは映像面やその他の部分の見どころを書きます。

まず戦闘シーンの迫力が素晴らしい。
まあこれを読んでる人は日本のアニメに慣れてると思うのであまり感じられない部分だとは思いますが、空中飛行シーンとか気持ちよくてたまらん。美しい。

あとは日本のオタクが大好きであろう『公式が病気』もある。

こういう雑コラを公式が投稿するっていうね。みんなこういうの好きでしょ。
多分二次創作とかも許してくれるタイプだと思います。

それと同時にmemeもかなりある。

こういうやつね。俺は海外memeよくわからんけど。

オススメするときに言うやつ

ここからはインビンシブルを他人に勧めるときに言いがちなやつを挙げていきます。

  • 原作者がウォーキング・デッドでおなじみロバート・カークマン

  • 格ゲー『モータルコンバット1』とコラボ

  • フォートナイトともコラボ

  • シーズン1はロッテントマトの批評家評価98%、観客評価92%

  • 大量のアメコミのパロディがあるので詳しい人は元ネタ探しでも楽しめる

おわりに

こんなわけでアメコミ作品の中ではかなり日本人にも楽しめそうな感じの作品なので、日本でももっと流行って欲しい。とにかく傑作なので、アマプラ加入者は観て。

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