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まるで夢の中!きれいでダークな世界。-舞台『真夏の夜の夢』|観劇#001

こんばんは。第一号です!
『不思議の国のアリス』『ムーミン』など、ちょっとダークな世界観が好きならぜひ。

舞台『真夏の夜の夢』
芸術監督 野田秀樹
10月24日(土)東京劇場プレイハウスにて

言葉遊びの数々

「妖精→要請」「木の精→気のせい」など、次々に言い換えた?言葉が登場して、それに気づくと嬉しい。「これすごい!」と思った言葉があったのですが、劇場を出てど忘れしてしまいました...もう一度観たいよ~( ;∀;)​

悪魔の不思議な話し方

今井朋彦さんが演じる悪魔メフィストが何とも魅力的で!大好きになりました。ハリーポッターかジブリの世界から飛び出してきたようで。
はじめ「イントネーションが違うな、たまたまかな?」と思ったのですが、そのあとも不思議なイントネーションが続く。
『では、↓』と下がるはずの言葉が、『では、↑』と上がったり、『おやすみですか?』というセリフも上がり下がりが違ったり、ふわふわした得体の知れない雰囲気が。

ふすまマジックか、どこでもドアか

この演出は魔法です!(仕掛けは単純なのかもしれませんが)
舞台上を大きなふすまが右から左、左から右へ駆け抜けていくと、それに合わせて人が現れたり消えたり、入れ替わったり。

アメリカのダークヒーロー

手塚とおるさんが演じる妖精パック。登場したとき、バットマンのジョーカーを思い出しました。それか悪いグレイテストショーマンって感じです。
レンジの中に閉じ込められるシーンは笑ってしまいました!

こんなところにキャプテンが!?

演者プロフィールを読んでビックリしました。
妖精の王を演じる壤晴彦さん、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のキャプテン・バルボッサ!!
思わぬところで生のお声を聞くことができて感激です。

おわりに

舞台やミュージカルを観ていると、早口なのにセリフがはっきり聞こえて、舞台俳優はすごいと感じます。
今回は特に鈴木杏さん。狂気と元気といった感じの、明るさと暗さがあるキャラクターで。(大河ドラマ『花燃ゆ』の芸者役も、妖艶でどこか怖くて印象に残っています)

”人は人に恋をするのではなく、言葉に恋をする”

このセリフにちょっと考えさせられました。

おしまい。

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