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ImprOtakuを1年やってきて
🎉㊗️ImprOtaku結成1周年㊗️🎉
— ImprOtaku【毎月第4金曜は『秘密のインプロショー』】 (@ImprOtaku) May 23, 2024
それぞれの活動があり中々顔を合わせる機会の少ない私たち🥲
それでも、いつでも実家のような安心感があるのは #インプロ無料塾 の3ヶ月間で積み重ねがあったから!このメンバーから何でも楽しめる!
引き続き #ImprOtaku をよろしくお願いいたします🥰 pic.twitter.com/c2jeaCynyt
ImprOtakuの結成から丸一年が経過しました。
日本のインプロの新しいホームとなるために活動して来ましたが、現状どんな感じなんでしょう。
これまでの歩みと現状分析ともに、今後の展望を語ってみようと思います。
ルースムースシアターのようになりたくて
そもそもImprOtakuというチームは、カナダのカルガリーにあるルースムースシアターをモデルとしています。
ルースムースシアターとは、インプロの父であるキース・ジョンストンが1977年に創設した劇場で、これまでに数々の世界的インプロバイザーを輩出してきました。
現在は愛弟子であるデニス・ケイヒルが芸術監督となり、毎週土曜の夜に『Secret Impro Show』というインプロショーを行っています(『秘密のインプロショー』という名前もここから来たものです)
キャパシティは150人前後ですが、最近は満席になることはほぼありません。それでも70〜100人くらいは毎回埋まってます。老舗劇場ならではですね。
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『Secret Impro Show』は2部構成で、前半は初心者やベテラン入り乱れての10〜14人のプレイヤーが登場する個人戦「Maestro」、後半はベテランプレイヤーによるショーが毎回違う演目で行われます。
インプロを習いたての人が実践出来る場であると同時に、ベテランがチャレンジ出来る場でもあるのです。
ちなみに『秘密のインプロショー』では、この構成をまるまるパクってます(笑)
僕は日本でインプロが広まるためには、横の広がりと縦の伸びが必要だと思っています。
つまり、やる人を増やすことと、憧れられる人を増やすことです。
その実現のために、ImprOtakuが『秘密のインプロショー』というショーを活動の軸として毎月行うのは必須事項なのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1716596386003-bnf6gHQVsO.jpg?width=1200)
では、活動を一年続けてみて(『秘密のインプロショー』は約半年)、現状はどんな感じなのでしょう。
やる人を増やせたか?
まず、やる人に関してですが、思ってたよりも増えませんでした(笑)
ショーの出演者は、なるべくバラエティを持って声かけをしているのですが、ほとんどがどこかでインプロを経験してる人、もしくはしていたけど最近やってない人で、全く初めてショーに出ますよっていう人は毎回1人いればいい程度でした。
個人的には、ここは毎回2〜3人はいてほしいところなのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1716596609779-goZdM5IAFm.jpg?width=1200)
新しい人に来てほしいから、毎週のようにワークショップは開催しています。
しかし、全く新しい人が来るのは3〜4回に1回程度です。本当は毎回欲しいし、月10人くらいは新しい人と出会いたい。
ただ、そもそもインプロやったことない人がいきなりワークショップに飛び込むのはかなり勇気がいることです。そのハードルを下げる必要がありそうです。
なので、7月から定期的にインプロ無料体験ワークショップを開催します!!!(最低でも2ヶ月に1回)
実は何度かこの無料体験ワークショップは個人的に開催していて、毎回10名以上の新しい人には今までも出会えてきてました。
これまではふと思い立った時にしかやってなかったのですが、これが最善の策じゃろうと思った今、定期的に開催することを宣言いたします!
こちらの詳細は近日中に発表されますので、しばらくお待ちくださいませ。
憧れられる人は増やせたか?
さて、もう一つ。憧れられる人は出てきたのでしょうか。
ここに関しては、正直まだまだ発展途上かなと思います。ImprOtakuメンバーは、毎月ショーをやっているので、着実に良く、そして上手くもなってきていますし、チーム力も上がって来ています。
しかし、それもまだインプロを知ってる人たちの中で知られるようになっている程度で、その枠を飛び越えているかと聞かれると微妙なところです。
ここに関しては、指導するだけでは難しいです。当人たちが各々の意思で活動の幅を広げていく他ない気がします。
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と言いつつ、そこに関しては、だいぶ未来が明るい気がしてます。
というのも、皆積極的に自分の企画をしていくからです。
自分の団体を立ち上げたり、自主公演したり、ワークショップを主宰したり、クラファンしたり…かなりアクティブな人たち揃いです。
まずは自ら一歩踏み出すことが何よりも大切です。後はここから大きくしていくことを動きながら考えれば良いわけですから。
一つ僕から何か与えてあげられるとしたら、ファシリテーターをやる機会くらいです。
教えることは、稽古にただ参加するよりも多くの学びを与えてくれます。僕は10回の稽古より1回の出演、10回の出演より1回の指導だとすら思ってます。
なので、来月からはImprOtakuのメンバーもワークショップのファシリテーターになります。
慣れてる人もそうでない人もいますが、やらないと良くも上手くもならないので、まずはやる機会を作ります。
誰がやる、いつやるに関してはメンバー任せですが、やればやるほど良いとは思うので、積極的にやって欲しいところです。
まとめ
自分なりにこの1年を点数化するとしたら、70点ってところですかね。
自分がやりたいことは全部やれた、けどまだやれるところがあった、っていう感じです。
これはあくまでも自己評価です。メンバーには本当に感謝していますし、それぞれに100点あげたいです。
ショーの出来に関しては特に満足してます。
ImprOtakuのショーに出てくれた人たちは、皆ImprOtakuを好きになってくれますし、「キース・ジョンストンのインプロを見たければここがいいよ」と紹介してくれる有識者の方もいます。
後は、人をどれだけ増やせるかです。
これからの1年は特にそこを重点的に広げていきたいと思います。
これからもよろしくお願いいたします。
おまけ
1周年記念として、ImprOtakuの公式PVを作りました!!!
飯島操さんという方に作っていただきまして、素晴らしい出来に仕上がってますので、是非一度ご覧ください!!!
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