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【ラボラジオ#3】羽地朝和さんのファシリテーションは職人技(ウララ×ゆきの×たか)

ポッドキャスト「ラボラジオ」第3回をSpotifyで配信中。

出演:五味ウララ(ラボ共同代表)、豊田ゆきの(ラボ研究生)、島本たかこ(ラボ研究生)


ラボ研究生の島本たかこです。
今回は、2024/4/21(日)に開催した「羽地朝和プレイバック・シアター1Dayワークショップ」(通称ワンデー)について、ウララさんとゆきのさんにお話を伺いました。

ゆきのさんがこの日のことをnote記事に書いています。こちらのnoteを読んでいただくと、ワンデーの全体像がわかってラジオをより楽しめると思います。


ラジオ収録後のひとりごと(研究生たか)

羽地さんといると、武道でよく言われる「先手を取る」ということを体験的に学ぶことになる。

3月にわたしとゆきのさんが二人で対面ワークショップをした後に、羽地さんからこんなフィードバックがあった。「『もしここで誰も手をあげなかったら、こっちのワークに変更しよう」というのは"臨機応変"じゃないと思う。もし誰も手が上がらなかったらじゃなくて、絶対に手が上がると思ってやる。そしたら必ず手は上がる。"臨機応変"っていうのは、そういうのじゃなくて、その場で急に『あ、こうしたい!』って思ったことをやることだと思う」。

羽地さんのおっしゃる通りだと思った。わたしがやっていたのは「後手に回る」だったんだ。「あ、こうしたい!」、「あ、こうしよう!」でパッと動くのが先手を取るということ。「参加者の手が上がるかな?」とこちらがちょっとでも不安に思っていると、手は上がらない。「手は上がる」と断定する。そしたら手は上がる。なんだかまるで合気道の話を聞いているようだ。

ラジオの中で、こんなくだりがある。

【ウララ】みんな羽地さんのペースに自然に委ねて、自然にみんなそれに沿って流れていくっていう、あのファシリテーションは職人技だと思いますね。
【ゆきの】かといって意図的にやられている感じはないんですよね。
【たか】無理に引っ張られる感じはないですね。
【ゆきの】羽地さんご自身も無理矢理やるつもりもないし、たぶん、呼吸するように自然にやっちゃってる。またそれがいい感じなんですよね。

※読みやすいようにちょっとだけ編集してます。

ここに羽地さんのあり方が凝縮されている気がする。合気道ではよく「場を主宰する」という言葉が使われるが、羽地さんと一緒にいるとわたしはよくこの言葉を思い出す。合気道を通して学びたいと思っていたことを、わたしはラボで学んでいる気がする。


「羽地朝和プレイバック・シアター1Dayワークショップ」の今後の日程は、6/2(日)、8/18(日)、10/20(日)、12/14(日)です。(いずれも10:30-16:30。)
詳細・お申込みはこちら。

プレイバック・シアターのコンダクターを養成する講座が8月から始まります。
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