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キューブドラフト体験会について

こちらの記事では、プレイジムTOKYOにて開催されるキューブドラフト体験会のイベントにおいてのルールをまとめます。

イベントの概要

キューブドラフトは、あらかじめ用意された数百枚のカードの束(キューブ)から自分の欲しいカードを手持ちに加え、その手持ちのカードと支給されるカードを用いて、その場でデッキを構築し対戦します。
デッキの構築力やカードの知識を問われる、上級者向けのあそびかたです。


デッキ構築の流れ(480枚のキューブの場合)

①キューブ全体をよく混ぜる
②6人がそれぞれ、10枚のカードのオモテを見る
③見ているカードの中から、1枚を選んで、ピックする(手持ちに加える)
④残った9枚を、左となりのプレイヤーに渡す
⑤右となりのプレイヤーから受け取った9枚のカードのオモテを見る
⑥見ているカードの中から、1枚を選んで、ピックする
⑦残った8枚を、左となりのプレイヤーに渡す
⑧ ③~⑦を、オモテを見たカードがなくなるまで繰り返す
⑨ ②~⑧を新しく行い、キューブがなくなるまで繰り返す(カードを渡す向きを左右変える)
⑩6人の手元に80枚ずつのカードがピックされていることを確認

ピックされた80枚のカードと支給されたカードと組み合わせて、60枚デッキを作成し、対戦します。

対戦のルールについて

基本的なルールは、ポケモンカードゲームの公式のルールに則ります。
キューブドラフトでは、古いカードもキューブに含まれていて、カードの効果や裁定が変わっているものもあるため、参考として、殿堂レギュレーションのルールのリンクを掲載させていただきます。

殿堂レギュレーションの解説記事はコチラ

そのほか、eシリーズやADV/PCGシリーズの、「~のポケモン」やポケモンexといった特殊なカードが含まれる場合があります。裁定に困った時は、主催と相談をしてください。

キューブについての紹介(2024/01現在)

ここからは、スタッフが作成したキューブについて、個別の紹介をさせていただきます。
その他のキューブドラフトでは、特別なあそびかたやルールが設定されている場合があるので、参加の際は主催に確認をしてください。

◎ネンドールキューブドラフト

ポケパワー「コスモパワー」をもつネンドールを中心としています。

コスモパワー
自分の番に1回使える。自分の手札を2枚まで選び、好きな順番にして山札の一番下にもどす。もどした場合、自分の山札から、自分の手札が6枚になるようにカードを引く。このパワーは、このポケモンが特殊状態なら使えない。

支給されるカードは
・ネンドール(DP4) 2枚
・ヤジロン 2枚
・レベルボール 2枚
・リバーサルエネルギー 1枚
・カウンターエネルギー 1枚
・基本エネルギー 各種

キューブに入っているポケモンのカードはほとんどが1進化ポケモンで、HPが「90」以下のポケモンが多く含まれています。同じ名前のポケモンでも、同じカードは1枚ずつしか入っておらず、構成枚数はポケモンによって違います。
トレーナーズや特殊エネルギーと合わせて、合計480枚で構成されています。
リバーサルエネルギーやカウンターエネルギーのおかげで90ダメージ以上を出せるポケモンが多いので、駆け引きが生まれるキューブとなっています。

特別なあそびかたやルールはありません。
ACE SPECはデッキに1枚まで、などの基本的なルールに則ってデッキの構築をしてください。

◎そうじゅくドラフト

特性「そうじゅくハーブ」をもつメガニウムを中心としています。

そうじゅくハーブ
自分の番に1回使える。自分の手札にある2進化ポケモンを1枚、そのポケモンへと進化する自分の場のたねポケモンにのせて進化させる。

支給されるカードは、
メガニウム(SM8) 2枚
ベイリーフ1枚
チコリータ 1枚
チコリータ(δ種) 1枚
ピジョットex 1枚
ポッポ 1枚
ふしぎなアメ 2枚
フラダリ 1枚
ノーマルZたいあたり 1枚
超ブーストエネルギー◇ 1枚
ネオアッパーエネルギー 1枚
ラジュルネ 1枚
基本エネルギー 各種

キューブに入っているポケモンのカードはすべて2進化ポケモンで、たねポケモン3枚、1進化ポケモン1枚、2進化ポケモン3枚ずつで構成されています。ただし、同じ名前のポケモンでも、同じカードは1枚ずつしか入っていません。
トレーナーズや特殊エネルギーと合わせて、合計480枚で構成されています。
2進化ポケモンを進化させることに特化した特殊ルールがあるので、たくさん進化できて楽しいキューブとなっています。

特別なルール

①「ラジュルネアシスト」
配布されたラジュルネはデッキに加えず、61枚目のカードとして対戦に使用します。
対戦中に1度、自分の番にラジュルネをゲーム外から手札に加えることができます。
(手札に加えたあとは、もともとデッキに入っていたカードとして扱います。)

ラジュルネ
このカードは、相手のバトル場に2進化ポケモンがいなければ使えない。
自分の山札にある好きなカードを2枚まで、手札に加える。そして山札を切る。

②「ふしぎなアメ」の裁定変更
ふしぎなアメはポケモンカードゲームLegendシリーズの効果を適用します。
最初の番や、出したばかりのポケモンでも使うことができ、1進化ポケモンにも進化できます。

ふしぎなアメ
自分のたねポケモン1匹から進化する1進化ポケモン、またはその上の2進化ポケモンを、手札から1枚選び、そのポケモンにのせて進化させる。

③先攻サポートOK!
先攻プレイヤーの最初の番に、サポートを使うことができます。

④同じ効果のカードについて
「アララギ博士」「プラターヌ博士」「博士の研究」を複数種類デッキに入れることができます。
「フラダリ」「ボスの指令」を複数種類デッキに入れることができます。

◎エックスボールドラフト(4人用)

ワザ「エックスボール」をもつミュウツーEXを中心としています。

無無 エックスボール 20×
おたがいのバトルポケモンについているエネルギーの数×20ダメージ。

支給されるカードは
・ミュウツーEX(BW3/EBB) 2枚
・ダブル無色エネルギー 4枚

キューブに入っているポケモンのカードはたねポケモンのみです。同じカードは1枚ずつしか入っておりません。
トレーナーズや特殊エネルギーと合わせて、合計216枚で構成されています。ピックを行い、手元に残った54枚のカードと、支給されるカードの合計60枚でそのまま対戦します。
ACE SPECなどの、デッキに1枚までのカードも、複数枚ピックして使用することができます。

特別なルール

対戦のルールは、公式のあそびかたと同じです。
ただし、カードの処理は、そのカードに書かれている効果に従います。
※ポケモンEXと、ポケモンexは別の名前のカードとして扱います。
ADV/PCGシリーズのポケモンexと、スカーレット&バイオレットシリーズのポケモンexは同じ名前のカードとして扱います。
サポーター、トレーナーなどの用語については、適宜サポート、グッズへの読み替えをお願いします。

例:スーパーボール

自分の山札を上から7枚見て、その中からポケモンを1枚選び、相手に見せて、手札に加える。残りのカードは山札にもどして切る。

自分の山札の「たねポケモン」を1枚、自分のベンチに出す。その後、山札を切る。

自分の山札から、「たねポケモン(ポケモンexはのぞく)」を1枚選び出し、自分のベンチに出す。その後、その山札を切る。

◎ファクトリードラフト(4人用)

ゲーム本編の「バトルファクトリー」をイメージしたキューブドラフトです。

支給されるカードは
・とりかえっこプリーズ 1枚

相手プレイヤーの手札を見て、カードを1枚えらぶ。次に、相手プレイヤーにあなたの手札を見せ、カードを1枚えらばせる。そして、お互いがえらんだカードを交換してよいかどうか、相手にたずねる。
オーケーなら、カードを交換して、それぞれの手札にくわえる。
オーケーでないなら、交換はおこらず、あなたは山札からカードを2枚引く。(このカードは、お互いに手札が1枚以上ある時だけ、使える)

(このカードは、公式大会では使えない。)

キューブに入っているポケモンのカードは、各タイプのたねポケモンや進化ポケモンがまんべんなく含まれています。ルールを持つポケモンや、LV.Xなどは含まれません。
その他、トレーナーズや特殊エネルギーと合わせて、合計236枚のキューブで構成されています。ピックを行い、手元に残った59枚のカードと、支給されるカードの合計60枚をデッキとして、そのまま対戦します。
ACE SPECなどの、デッキに1枚までのカードも、複数枚ピックして使用することができます。

特別なルール

①1進化ポケモンや2進化ポケモンを、対戦準備時にバトル場に置いたり、ベンチに出すことができます。
山札や手札、トラッシュ、場にあるポケモンの「進化の状態」はそのカードに書かれている進化マークを参照します。
たねポケモンを指定している効果は「たね」のポケモンを選べます。
進化ポケモンを指定している効果は「1進化」「2進化」のポケモンを選べます。
また、場のポケモンを進化させることはできません。

②ピックの仕方
ピックを始める前に、キューブから3枚引いて、手持ちに加えます。
残り56枚から、7枚を見て、1枚をピックする作業を8周繰り返します。
※内容は非公開でピックします(確認できます)。

③とりかえっこプリーズについて
対戦中に交換したカードは、イベント中、交換したまま進行します。

④対戦のルール
公式の対戦ルールを適用します。
サポーター、トレーナーなどの過去の用語については、適宜サポート、グッズへの読み替えをお願いします。

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