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一首一句(和歌【引用】と俳句【創作】)

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一首和歌を選んでその和歌を兼題として一句即興で詠む、という取り組みを続けております。 習慣的に続けるために一日5分ほどでやっております。 俳句歴の浅さと正確性の欠如は甘めに見てや…
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#古典が好き

【一首一句 その八十六】わが袖は

五月雨や乾く間もなき庭の先

コアラ
2年前
5

【一首一句 その八十五】あらざらむ

五月雨の中に記憶の蘇る

コアラ
2年前
4

【一首一句 その八十四】来ぬ人を

待ちながら山時鳥飛び鳴きて

コアラ
2年前
2

【一首一句 その八十一】風をいたみ

入梅の厚雲くだく強き風

コアラ
2年前
4

【一首一句 その八十二】奥山に

奥山に蹄鳴らすは小鹿かな

コアラ
2年前
5

【一首一句 その八十三】春すぎて

夏来る空の近さや胸躍る

コアラ
2年前
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【一首一句 その八十】あらざらむ

君にまた逢ふこともがな夏の月

【一首一句 その七十九】音に聞く

さざなみをかけじや袖の夏衣

コアラ
2年前
5

【一首一句 その七十八】有馬山

忘れじの波止場を眺む風薫る

コアラ
2年前
3

【一首一句 その七十五】まつはくるしき

時を待ち染まりゆきけむ青葉かな

コアラ
2年前
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【一首一句 その七十六】五月雨の空

背の涙物憂く鳴きけむほととぎす

コアラ
2年前
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【一首一句 その七十七】わびぬれば

わびぬれば布団に入る短夜に

コアラ
2年前
3

【一首一句 その七十三】わが袖は

入梅や袖の乾かぬ憂う日々

コアラ
2年前
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【一首一句 その七十四】ちぎりきな

梅雨の川背への思ひに溢れ出づ