いき

ADHD由来のうつを患う20歳の日記です 小説と、洋菓子と、音楽が好き。浪人生 眠れぬ…

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ADHD由来のうつを患う20歳の日記です 小説と、洋菓子と、音楽が好き。浪人生 眠れぬ夜に現れます

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  • おもいで

    ふと思い出した昔のことをまとめました。 納得いっていなかったことを大丈夫にするために、心の中のしこりを吐き出せたらなと思っています。

  • 日記

    うつ状態になったときに、このままうつでいる時間を過ごしてたまるかとはじめました。 今のわたしにしか感じられないこともきっとあると思い日々綴ります。 乱文ではありますが、読んでいただけると、共感していただけると、大変救われます。

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わたしがうつになるまで

わたしは2023年、高校を卒業して九州の田舎から大阪へとうつり住んだ。 小さな頃からの夢であったパティシエを目指して、2年制の製菓学校へと進学するために。 いろんなところから集まってきた友だちと、たくさん学んで決して安くない学費を絶対に無駄にしないようにしよう、絶対に諦めずに頑張ろう!と思っていた。 内気な性格なうえ普通科高校に通っていたこともありなかなかクラスや業界の雰囲気に馴染めず本当に苦労した。ともだちと話が合わなかったり、周りの空気を読んで今必要なことをすることがな

    • 朝が近づいてご飯の炊ける香りがして、家族が仕事や学校に行くために起きてきて。 その時間が1番辛いような気がする。 声をかけられないよう布団でうずくまるけど胃が痛くなる。 甘味の予感みたいなご飯の炊ける香り、あんなに大好きだったのになぁ。

      • 暗くて重たい欲求

        2024.11.8 2:35 私はしあわせに愛されて育った。 普通の家庭で、なんなら普通よりもちょっと恵まれてるような、そんな家庭。 なんで、こんなふうになってしまったんだろう。 物心ついたときから、物語に出てくる囚われて拷問される登場人物や、いじめを受ける体験談を読んでなぜか羨ましいという感情を持つようになっていた。 寝る前は、自分が捕虜になってひどい拷問を受ける様子を妄想していた。 小学生の頃、私はやったことを母に報告しては弟のできていないところを母にチクり、褒めて

        • おかあさんとわたしと

          わたしのうちは、幸せな家庭である。 仲のいい両親に素直で面白い弟、同じ敷地内に暮らす父方の祖父母。 父は自営業で、母は保育士。経済的にも、わたしと弟2人を大学に行くための塾に通わせてもらえているから恵まれていると思う。 どこも欠けてない、ふつうのしあわせな家庭。 友達にも驚かれるくらい仲が良い。 サンタさんだって、毎年来てくれていたし、豆まきも、鬼がちゃんと現れる、そんな平和な家庭。 なのにどうして私は今心を病んでいるのだろうか。 もちろん原因はたくさんある。家庭が全てでは

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        わたしがうつになるまで

        • 朝が近づいてご飯の炊ける香りがして、家族が仕事や学校に行くために起きてきて。 その時間が1番辛いような気がする。 声をかけられないよう布団でうずくまるけど胃が痛くなる。 甘味の予感みたいなご飯の炊ける香り、あんなに大好きだったのになぁ。

        • 暗くて重たい欲求

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          無理をして倒れる主人公に憧れてる

          2024.11.4 19:04 無理をして倒れて、周りから心配をかう主人公の女の子に憧れていた。 無理をしていることに気づかず、頑張って頑張って無理が祟って倒れて、周りから頑張りすぎだ、休んだほうがいいとか言われるやつ。 それになってみたいと、思った。 わたしは今年大学受験を控えている。今のわたしは今わたしが休んでいることに全く納得がいっていない。ずっと寝ているのは怠けだ、うつ病でも学校に通ったりバイトに行ったりできる人のほうが大半だろう?ネットを見る元気はあるのに、文

          無理をして倒れる主人公に憧れてる

          10/24 いなくなろうと思った日

          ※この文章には、希死念慮、自殺について触れています。自殺を助長するものではありません。 初めて本気でいなくなろうって思った。ほんとうに急に思い立ったんだ。せめて最期は赤毛のアンが真似しようとしたあの女の子のように、綺麗な姿で発見されたいなって思って、1番お気に入りのお姫様みたいなワンピースと、ばっちりのメイクもした。ヘアセットだって完璧に。可愛い。家族4人で正月に撮った写真も、お気に入りのヘッドフォンも、全部1番だいすきな赤い肩掛けカバンに入れた。あんなに重かった身体が、驚

          10/24 いなくなろうと思った日

          11/3 4:58 はじめてのnote

          世間一般では朝だと言われるこの時間に星を眺めていた。 書き始めたのはこの時間だけどもう5時まわったし まともにいちにちを過ごせなくなって二週間が過ぎた。 2週間。…2週間?たったそれだけしか経っていない?地獄みたいな2週間を過ごした ただただ自分が今辛いんだということを知ってほしくて両親にもっと、世間にもっと構ってほしくて自分は病気のふりをしているだけなんだ、気合いが足りない、だから動こうと思えば動けるんだ、そう思っていた。 全く、ほんとうに全く動けなかった。 「これは怠

          11/3 4:58 はじめてのnote