「9人スポットライト」2021年6月12日

雨はほぼ降らなかった。
嘘つき!めいのバカ!もう知らない!


・探し物はなんですか?見つけにくいものですか?
と歌いながら漫画を探していた。
そうして探し出したのが、ドラベースである。

ドラベース、私の中ではベストオブ漫画大賞を受賞している作品である。
コロコロだからといって舐めてかかってはいけない。
大の大人でもお涙を頂戴されてしまう代物だ。

ドラベースはまず単純にシステムが面白い。
本家ドラえもんの「秘密道具」を野球に取り込むことにより、子どもの夢みたいな所を実現している。
二十二世紀の野球では、指定されたひみつ道具を1試合に3度まで使うことができる。
タケコプターでホームランボールをキャッチしたり、ビックライトでボールを大きくしたりできる。
9回ツーアウトから、と言われる野球に、更に勝つまで分からない要素を取り入れている。
要するに一発逆転の可能性がより広がった訳だ。
漫画にとって、逆転って非常に重要なので、うまいシステムである。

ドラベースの良さは他にもある。
まずは登場人物ほぼ全員にスポットライトが当たること。
主人公クロえもんの所属する「江戸川ドラーズ」のスターティングメンバー全員がそれぞれ主役となる回が存在する。
これって結構すごいことだ。
野球はスタメンだけで9人必要で、ベンチやライバルの登場によってキャラはさらに増える。

とにかく読んで欲しい、としか言えない。
あ、DSのゲームはクソゲーらしいです。


・台車のラジコンを発掘した。
非常に精巧な作りで、ある程度の重さの物なら台車に乗せて運ぶことができる。

これでいちいち席を立たずに物を運べる!
と思って、ラジコンを操作していたら一日が終わっていた。

あれ?ラジコン見つけた時にはまだ昼だったのに、窓の外は暗くなっているぞ?

・今日、「キングオブコントの会」というTV番組をやっていた。
そこで松本人志がひさびさに新作コントを書き下ろしていた。

それを見て私は、松本人志というものの不滅さを改めて実感した。
やはり彼は面白い。遺書を書いていた頃に比べて丸くなったなぁ、なんていう世間の声が間違いだと思い知らずには十分すぎるほどシュールな世界観だった。

松本人志は偉大だな。

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