見出し画像

黒牢城を読んだ人はこんな本も読んでいますをください(2024/09/21)

・米澤穂信「黒牢城」を読了。

・好きな作家が直木賞を取ったというのに、今の今まで積読していた。歴史ミステリー小説という部分に少し抵抗感があったのかもしれない。しかし一度読み始めてみると止まらない、かっぱえびせん的な面白さ。高校で日本史ではなく地理を選択した逆張りさんにも優しい本。

・最近、北野武「首」を視聴したので、各武将のビジュアルや関係性がそっちに引っ張られてしまった。主人公の荒木村重は知将として描かれていたが、「首」ではエンケンさんが演じたためかそのイメージがついて回ることとなった。織田信長は加瀬亮である。

・黒牢城では、謀叛を起こして有岡城に籠城する中で、城内で起こった事件を黒田官兵衛の助言などによって解決していく。信長なら事件の真相など気にせず容疑者を全員殺してしまいそうだが、村重は事件の真相を突き止めようとする。それは家臣たちの信頼を崩さないためであり、城内の士気を下げないためでもある。軍のトップって大変だなと思いました。

・「首」や「黒牢城」など、戦国時代の歴史に触れる機会が多く、そういう系に興味が湧いてきた。信長の野望でもやろうかな。そういえば、ポケモンの信長の野望を一時期やってたけどどうなったんだろう。信長の野望ってクリアとかある?どう考えても天下統一がゴールか。

・「黒牢城」の余韻に浸りながら、雰囲気が同じような本がないかな〜?と思って調べていた。米澤穂信の別作品はほとんど読んだことあるし、歴史ミステリー系を求めていた。noteやTwitterなどで軽く漁ったけれど欲しかった情報は得られず。周りに黒牢城読んでる人間もいなさそうだしと読書を何年もやってきているのに、変なところで躓く。図書館のレファレンスでぶつけるには少し抽象的すぎるか。「黒牢城を読んだ人はこんな本も読んでます」みたいなサービスがある?Amazonの販売促進みたいに。みんなはどう思うかな!コメントで教えてね!

・実はこの夏、読書頻度がかなり低下している。若者の読書離れなどの右からきたニュースを左へ受け流していた私だったが、実際ちょっと活字から遠のいている。9月は短歌集とエッセイとユリイカばかり読んでいた。noteにも書かずに。

・そして日記もぐちゃぐちゃになっている。昨日起きたことを昨日記さないから、ある程度進んだマインクラフトのラージチェストの中身みたいに、どれがどこの出来事なのかが入り乱れている。白状すると、黒牢城を読んだのも3、4日前です。昨日は図書館に行った。その話を明日あたりのnoteに書く。はたしてこれは日記なのか。夢か。現か。風か。幻か。確かめるまで終わらないnote journey。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?