【マンガ紹介】まさかの湾岸MID NIGHT

みなさま、お元気ですか。

当方はあいかわらず、加藤はいね(様)みたいな文体がますます元気でこまります。

…ここ1・2年前かな。

You tubeで摘発されたアレは。

そう、自動四輪車によるスピードの出し過ぎだよね。

峠とか、首都高とかでのアレです。

中には、お医者様というような社会的上位互換者もいたとか。

「やだわー、あぶないわー、こわいわ」

イニシャルがDのマンガのマネじゃない?

なんてつぶやきが聞こえてきたよね………幻聴でなければだけど。

でもコレ、知ってる人は知ってる

なにもイニシャルのやつのマネだけじゃねーわけです。

言うまでもなく、昔からあったわけです。

まあ、そらあっちゃいけねーんですが。

夜の暗さにまぎれて、光のような瞬きですっとんでたわけ。

三京、首都高湾岸なんかだと300オーバーを目指す社会的上位互換者もいたわけ。

単位は書きませんが。。。(あらやだ、何の300かしらってね)

昔はソレ(オーバーのやつ)を狙う車種たちが集まった、

オーナーズクラブみたいな集いもあったわけ。

よく大事件なみの扱いにならなかったよね

今考えると、超あぶない。

でも不文律として超あった。

で、このテの活動には超お金がかかるわけ。

だからかなー、社会的上位互換者が多いと言われてたのは。

あと、ハートがかわいてたんじゃない?上位互換は。

で、そろそろ、アレ…マンガの紹介は?…ってなる

大丈夫、大丈夫。イージー、イージー、イージーヒッター!(ムォ〜ッ)

前半コレ、ほぼマンガの内容と一致するわけ。

むしろ、時代背景としてはずせない紹介なわけです。

こんな時代もあったよーって。

‥まあ、戦争みたいなもんかな。

今現在の高速事情は、もう詳しくないんだけど、多分まだある。

このテの活動はなくならないんだって。

でね、この『湾岸なんとか』いう長いタイトルのマンガはね、

タイトルに負けず劣らず、とにかく話が長い

個人的には、なんなら 5巻とかがハイライト&クライマックス。

残りの巻は、ぜんぶ敗戦処理

ええと、物語は主に夜

主人公のアキオが、漆黒の闇にまぎれて

ふっるい車でかっとんでいく。

L型エンジンを搭載したふっるくてエアコンもない、

夏は暑く、冬は北極のような極寒の自動四輪車

まわりの社会的上位互換者を魅了していく話。

また、対戦相手がすげーの。

そのエアコンのない車に対して、

フェラーリやらGT-Rやら、ランエボやらインテRやらを乗りつけてくるわけ。

これはもう、乗りつけるっつーか、あてつけだよね。

インテRが出てきたあたり、ちょっと色々行き詰まってたのかなーとは思うけど。

ちょっと毛色が違うよね。

んで、控えめに考えても キチguyじみてる。もう逆にnice guy。

そのナイスガイが、フェラーリを乗り回しながら、

昔 親父が死んだ頃とか、はしゃいでた若い自分を思い出しつつ、

大号泣しながら、300オーバーで走り狂うわけ。

‥‥すんごいでしょ。大ウソだと思われそう

でも、コレ読んだ人は、みんな思うわけ。

『あってる、合ってる。』『確かに、たしかに、頂戴いたしました』と。

しかもね、このシーンはグっと泣ける

自分も大学生の頃は、ここで何度も泣いたわけです。

今考えたら、かなりクレイジーなんだけど。

でね、このマンガ、おっそろしいことにゲーム化してんの。

イニシャルのやつのノリでアーケードゲーム機になった。

でも、アレ、設定がむずかしいよね。レースとはちと違うわけです。

どっちかっていうと、速さを競うっていうよりも

己の人生の不幸さとか、奇抜さを競ってる。

多分、スピードはオマケなわけ。

スピードに魅せられたフリして、奇抜な人生に魅せられてる。

知ってる? 

はっやい車を買うために女房・子供(胎児)に逃げられるやつも出てくるわけ。

もちろん、愛想つかされて。

コイツが超まじめなイケメンで。

まじめすぎちゃったのかな、

スピードという名の、奇抜な人生にまじめに魅了されちゃうわけ

で、素敵な奥さんにいうわけ。

『このままじゃ金がたりない』って。

『おまえ、夜の街ではなやかにかせいできてくれないか』って。

超カッコイイ真顔でいうわけ。

で、奥さんも奥さんで、はなやかに稼ぎにでるわけ。

でも、いずれ言われるわけ。

『もうあなたにはついていけない』

大丈夫、大丈夫。ついていかなくてオーケー

むしろ、気づくのが少し遅いくらいなわけ。

で、ナイスガイを夜の街に置いて、そそくさと実家に帰る。

んで、ナイスガイは逃げた女房を思い出しつつ、

考えにふけりながら号泣して、300オーバーで走り狂う。

こんな、よそ見運転みたいな精神状態で 出していいスピードかしら?

って思うよね。 

自分も超おもった。おもんばかった。

大丈夫、大丈夫。

このあと、いうから。

超真顔で。

『もう走れない━━━━って。

おれは おりる、的にいうわけ。

超しびれた━━。そんなマンガ。

んじゃ、このへんでおりるから、

あとは読んでみて。

『魁!男塾』より魁がかってて、

超おもしろいから。

https://www.amazon.co.jp/湾岸MIDNIGHT-1-ヤンマガKCスペシャル-楠-みちはる/dp/4063233723

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