10年前の私へ
10年前の私は、
人生の分岐点だったと思います。
10年前も看護師をしていました。
転職をしても、
看護技術に困ることがなく、
就職活動をしなくても、
声がかかり就職をきめる、
そんな感じでした。
いつも10年後をみて、
目標を決めてました。
ただ過去、
10年前の自分を考えたことは、
ありませんでした。
それが自分にとっては、
あたりまえだったからだと思います。
私の目標は、
年をとって苦労しない。
特にお金で苦労をしたくないと、
思っていました。
看護師になりたての頃、
私にはお金がいつまでかかるかを、
本人や家族は心配することを学びました。
私は裕福な家庭で育ったわけではありません。
ただ世間を知らなかったのです。
人が病気で他界するときに、
ギリギリまで大部屋においてください。
と言うのを聞いたとき、
若い私は驚いたのです。
今の私ならこのこともわかるでしょう。
それからの若い私は、
年をとってお金の苦労はしない、
だから若い頃はどんな苦労でもすると、
頑張ってきました。
今の思えば、
そんなことを考えなくてもいいのにと思います。
10年前は、
今後の10年に合わせて、
洋服も長く着れるようにと、
選ぶ選択基準を変えました。
ずっと仕事をしているイメージでした。
目標はかなったと思うのですが、
当たり前と思う気持ち、
ちゃんと自分をねぎらってない私に、
気が付きました。
他人はねぎらえるのに、
自分をねぎらっていませんでした。
真面目な私は、
自分を、
楽しむことを、
考えていませんでした。
10年前の私には、
目標は達成できたことを伝えたいです。
なぜなら不安があったからです。
そして自由と楽しむことを知りました。
成長した自分を伝えるとともに、
自分に厳しすぎた過去にごめんなさいと、
伝えたいです。
どんなに仕事が忙しくてもやってきた、
アロマテラピー、
キャンドル作り。
そして仕事にも関係していた、
料理やお菓子作り。
今も続けていることを伝えたいです。
あっと言う間の10年でした。
自分で全部決めて来たので、
どうであっても後悔しないと、
若い頃から決めていました。
頑固ですが、
これが自分なのだと思います。
自分を頑張らせすぎて、
大きな病気で、
看護師強制終了となりました。
これも大きな収穫です。
もう自分を開放していいのですから。
人の命と向き合い、
失敗は許されず、
慎重にものごとを勧めていました。
これからは、
失敗も笑ってすます。
自分のことを大事にできる。
こんな幸せをありがとう、
自分に言いたいと思います。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
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