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台北旅行Vol.13 迪化街ぶらぶら03〜ゆったりお茶時間【民藝埕ミンイーチョン2階の南街得意(ナンチエトーイー)〜林茂森茶行】


迪化街は熱気と活気のある街並み

活気のある街、台北の迪化街は見た目通り長い歴史をもつ観光地。
かつては大稲埕(だいとうてい)と呼ばれていて、台北で一旗上げようとした地方出身の人々が集まって暮らしていた地域らしい。この街にあふれる熱気と活気はきっとそこからきてるんだろうなぁ。
19世紀後半以降の日本統治時代になると、都市計画によって整備され、茶葉や布地の問屋街として栄えた。資本が集まるからこそ多くの歴史的建築物が建てられたのです。
戦後1947年、中華民国政府によって「迪化街」と命名されたのだけど、1970年代には衰退。
この街に活気をもう一度!と活動をつづけた地域の住民によって歴史的建物の保存が決定され、「ノスタルジックな観光地」として生まれ変わった。

迪化街はこの赤煉瓦の丸いトンネルぽい通路でできている。丈夫そう。
令和6年は台湾の元号では113年。メーターも可愛い

民藝埕(ミンイーチョン)2階の南街得意(ナンチエトーイー)【お茶とお菓子でひとやすみ】

雑貨や食材のお買い物に疲れたので、どこかでお茶をしよう。
あらかじめいくつか選んでいたなかから「ここは絶対」というお茶屋さん「南街得意(ナンチエトーイー)」へ。
一階はおしゃれな茶器やお茶が売っているお店が入っている。
三店舗あるらしいけど、この日はお茶を飲みたかったので二階の南街得意(ナンチエトーイー)へ。
茶芸館はすごくお高いところが多いのだけどこちらは少しリーズナブル。(280元…1500円いかないくらい)でお茶を選ぶ。(中にはお高いものもあるけど通常のお茶も美味しいよ)


ほっとひといき
良い時間が流れます
お茶菓子もおしゃれ

お向かいは工事中でまあまあ音がするけど、迪化街はきっとどこかがいつも工事中なのでお互い様なのかもしれない。
店内は静かで落ち着いていて、でも静かすぎない。
まさに、敷居が高くないお茶屋さん。
日本人旅行者親子が静かに話していた。
中国人カップルも静かに話していた。

ちょっと離れた場所、レジ横のテーブルにいろんな外国人がいた。黒人も白人もヒスパニックも。なにやら和気あいあい。
それぞれに中国語の書かれたカードを持っていて、それについてゲームよ脳なものをしてる。センターにいるアジア人女性が先生の「中国語教室」だったようだ。


まだまだ迪化街でショッピング、、ペースダウン

さてお茶でまったり一休みしたから、再出発!
しかし還暦近くの夫婦、気力はあっても体力がない(笑)
表通りを歩いて買いたかったドライフルーツやなんやかんやを買う。疲れてきてると甘くてカラフルなものが欲しくなるね。
以下、どこで買ったかは忘れたけどフルーツティーつめあわせ。10個選ぶと袋をくれる

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淹れかたを色々言われたけど忘れた

林茂森茶行でおいしい高級中国茶を【こどもが店内を自転車で走り回る】

台湾好きな方にはお馴染みの隣同士のお茶販売店「林華秦茶行」と「林茂森茶行」。
通りを歩くと目に入る(突き出している)看板が「林華秦茶行」で老舗っぽい店構え。突き出していない看板の方が「林茂森茶行」です。
100年続く老舗の店の感じと、洗練されたおシャレなお店が2店舗同時に楽しめるという考え方もあるかもね。お家騒動バンザイ!


Googleマップより。まさに隣り合わせ

前回五年前に行った時とおなじく、私たちはおしゃれ系の林茂森茶行へ。
変わらずスタイリッシュできれい。
お客さんもちらほら。
妻はもう買うものを決めているらしいので僕はちょっと離れて待っている。

目の前を自転車に乗った子どもが。
ん?
自転車?

店内をチェーンのついてない三輪車まがいの自転車をかっとばす幼稚園くらいの男の子。

おうおう、元気でいいことや。
有名店のぼんくら二代目になる素質にあふれてるな(笑)
するとお母さん(?)
「いいかげんにしなさい」的なことを言う。
お父さん(台湾プログレロックバンドのギタリストのようなルックスの方)は接客中。

子供は自転車を「ガン」と倒して、ブスッとする。
お母さんはその子を連れて外へ出る。

怒られたのでしょうね

帰ってきてもブスッとしたまま、ふたたび自転車にのる
でも、人のいないところを、静かめに。

なんか日常を見れた気がしてお得だった。
子供が好きとかは、とくにないけど聞き分けのいい子どもばかりじゃつまんないなとも思う。

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東方美人 蜜香紅茶 高山茶 全部でなかなかのお値段


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