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「自分のこと」〜進路選択〜

どーも!しゅーとです!
2回目の投稿になりますが、まだまだ慣れず頻度低めですが頑張っていきます。

さて、今回は「自分のこと」の社会人1,2年目編ということで、最初は書いていたのですが、まずは大学卒業後の進路選択として、どこを選択したのかというところからお話ししようと思い書いていたところ、めっちゃボリューミーになったので、進路選択の部分のみでいきます。笑

今回もよろしくお願いいたします!

1,最初に

前提として、「教育に正解はない」

前回の投稿にもあるように僕は「教育学部」に在籍していました。
入学当初や在学中は「教員になる」ということが、目標でした。
そこ自体がブレることはなかったのですが、自分自身が受けてきた学校教育に違和感があったというのも事実でした。

集団授業であったりなどの既存の教育に対して、否定の気持ちはなくそれどころか、前回のノートにもあるように、その土俵でやりたいこともありました。ただ、そのやりたい授業形式を試みている先生方はほんの一握りの方々で、大半の先生は「僕が学生時代に受けていた授業形式」を実施していました。(附属中学校は最先端のICTを学校全体で取り入れようとしている段階で、他の公立中はそれどころではないという様子でした)
世の中の情報や、PCやスマホを筆頭にさまざまな「モノ」はどんどんアップデートされていくのに、学校教育はとってもゆっくりなんだと、その時初めて実感しました。

「教育に正解はない」。
その通りだと思います。ただ、僕は学校教育のそれが、どの先生方も「良いと思っているから変わらない」というものではないように感じました。

ICT教育って思っていた以上に学校教育に浸透してなかった。

これだけ、スマホやタブレットが普及しているのに、さまざまなICTツールがあるのに、学校はすごくアナログでした。
教員は板書するのに、とても時間をかけて、生徒もそれを写すのに、とても時間をかけていました。もちろん全ての授業がそうというわけでないです。ただ、もう少しICTツールを頼れると、もっと楽ができるんじゃないかなぁと思っていました。
授業準備やその他業務で、もっと楽ができたら、業務効率化できたら、生徒に対しても自分に対してもできることが増えるんじゃないかなぁと思っていました。
むしろ、そのICTツールの活用に「全振りしている学校」があってもいいんじゃないかと思っていました。

そんな学校が現時点でないなら、将来設立したいと友人と本気で話していたのが、大学3年の教育実習の頃でした。
が、ありました。そんな学校。

2,教員としてのもう1つの新しい選択肢

存在した、そんな学校

大学4年生の時に、合同私学説明会に友人に連れられて参加しました。
合同私学説明会では、その場で1次面接を実施している学校がほとんどでした。
参加した理由は、「教員採用試験の面接練習代わり」で、1校だけ受けれたらいいかな。と言う程度でした。
なので、履歴書も1枚のみ印刷して持っていきました。
当初の目的の1校の面接を受けて、「今回は数学募集してないんよねー」と言われ、面接練習にもならずに、何のために来たのかわからないような状態で、とりあえず帰るかと出入り口に向かっていました。(説明だけは複数校聞きました。)
その出入り口付近で、他の学校と雰囲気が全く違う学校のブースがあり、少し話を外から聞いていると、僕がイメージしていた、ICTツールの活用に「全振りしている学校」に限りなく近い学校っぽく、次の回の説明タイムでそれは確信に変わりました。
その学校は広域通信制高校というもので,PC・タブレット・スマホなどの通信機器があればどこでも学習ができるという形態でした。(高校卒業のためには,法令上必要時間数は学校に通う必要があります)

この上なくワクワクしたのを覚えています。
そのまま、1次面接を受けました。

そういえば、履歴書がない

ワクワクした気持ちを素直にぶつけ、面接が1通り終わり、「じゃあ、最後に履歴書出してくださいー」と言われましたが、履歴書は1枚しか印刷しておらず、かつ履歴書は既に他の学校に提出済みなので、手元には印刷された履歴書はなく、iPadにないっているデータのみでした。笑
人事の方に相談し、データでもOKとのことで、その場でメールで送信しました。
1次面接の結果は、その日のうちに、履歴書メール確認しましたの返信と共に、送られてきました。
そのまま、2次グループワーク、3次面接、最終校長面接と順調に進み、無事内定しました。
自分の考えや思いをそのまま伝えるだけなので、とても楽しかったです。
ただ、履歴書も持っていない常識知らずを本当によく合格させてくれたと思います。
ここからも以下にICTに全振りしているかがわかります。(?)

ちなみに余談ですが、2次グループワークでは、とっても「就活慣れしていそうな(偏見です)方」と同じグループになり、初グループワークの僕は勝手にライバル心を燃やして、とてもバチバチしたのを覚えています。

3,教員採用試験

大学受験ぶりの猛勉強

大学受験以降,定期テスト前はめちゃくちゃ勉強してましたが,これといって継続して勉強するということはなかったように思います。もちろん,世の中のことや教育について学ぶことはあれど、紙とペンで机に向かって問題などを解くということが少なかったです。

なので,教員採用試験の勉強はとても久しぶりでした。
ただ,元々ガリガリ勉強するのが大学受験の時も好きだったので(朝4時に起きて夜22時に寝るまで移動と夕食と風呂の時以外は全て勉強に費やして1日17時間ほどを楽しみながら過ごしていました。笑 また大学受験の時期に戻れるかといったら答えはYESです笑)

また,面接練習も模擬授業練習も結構しました。大学の先生方には,とてもお世話になりました。

いざ、試験結果は。

試験内容は下記の通りです。
1次:教科試験・一般教養試験・面接
2次:模擬授業・面接

1次試験は、自信を持って合格できました。面接が少し心配でしたが、無事通りました。
(面接の内容は全て「本心」ではありますが、少なからず「準備された回答」があったので、しんどさもありました。)

2次試験の結果は「不合格」でした。
その後、結果開示をしたところ、模擬授業があまり良くなかったようです。
まぁ、授業において3分しか話さない授業スタイルを学んできたことを考えると、教員採用試験の全
試験の中で、最も取り繕ったものだったと思います。そこを見切られたのだと思います。多分。

特任講師として

教員採用試験は不合格という結果になりましたが、2年間お世話になっていた附属中学校の当時の校長から「特任講師として来てもらえないか」と声をかけていただきました。
職場環境としても、初めましての環境でなくある程度知っている環境で、
給与面でも、教採を合格するよりも額としては大きいものを提示いただいていました。
何より、附属中学校は国立の研究校でもあるので月に一定の研究費を学校が負担してくれるという部分もとても魅力的でした。

本当に悩みました。
本当に色々な方に相談しました。

4,最終決断

最終的には「自分の成長のため」に新しい選択肢「通信制高校」に決めました。
当時,開校3年目,僕が入職する頃は4年目という,とっても新しい学校の成り立ちをこの目で見て学びたい。そこを直接見れるのは,今この瞬間しかないという部分で決断しました。
あわよくば,学校の設計面にも携わりたいとも思っていました。

そんな思いを持って進路選択した道について,
次回以降noteにまとめてまとめていきたいと思います。
次回もよろしくお願いします!

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