時事・音楽

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写真は、うさぎちゃん。

中曽根大勲位に弔意を示せと政府が国公立大学に通達したとか。
そもそも「通達=強制」があり得ない。いっぽう俺は、税金使って偉人を国葬するには異論を挟まない。それは諸外国でもあること。が、中曽根氏は偉人か?
『カセットテープ・ダイアリーズ』のところでも述べたとおり、サッチャーレーガン大勲位、弱肉強食の新自由主義で国家の役割を棄損(スガがいう「自助」ってやつな)し、中間層を破壊して貧富の差を広げたのはそもそも誰か。
むろん、財政厳しく一時的に小さな政府の政策を打つのは分からんでもない。が、結局それは恒常化・竹中平蔵をはじめとする利益集団のみ富ませ、貧乏人はより貧乏に。それなら政府なんか要らんやん。

歴史も事物も人物も、しっかり評価せんければならん。「そういう見方もあるよね」は結構だけれど、

「人を殺してもいいっていう意見もあるよね」

こんなのが、現今である。

差別じゃなく区別だ云々、言うに事欠いて。それらはつまり、ポストモダンというかポスト構造主義というかガンダム的というか。「悪にも悪の言い分がある」=「価値の相対化」とは一見もっともらしいが、思想以前にこれは、常識の問題。

常識が崩れてきたのは、

・浅田彰以降のポストモダンというかポスト構造主義の隆盛
・それまで「子どもの見るもの」とされていたアニメが市民権を得たこと
・小日向や堺ら、ふにゃふにゃ俳優が今日持て囃される、その転換期となったこと

から。

全て軌を一にしているわけだが、つまり従来の「白黒ハッキリ」から「価値の悪しき相対化」へ。これらは80年代に始まったと、俺は思う。
それが今の学術会議介入事件や大勲位国葬問題にも通底している。例えば知の絶対から知の侮蔑へと。

なーんて文脈とは別に、ニックスさん@80年代。

◆ナイトバード
https://youtu.be/Sb2ty18YFBQ

久しぶりにスティーヴィー・ワンダーの新譜が出たとか。
しかし俺は何の興味もないな。彼はせいぜい『サー・デューク』までの人で、ポールと80年代にエボニー&アイボリーをやった時点でお察し。ジ・エンド。
同じスティーヴィーでも自らを魔女と信じ、いい年をしてピンクハウスのフリフリ衣装。そんなニックスさんの居直りこそステキ♪

トム・ペティと、
◆Stop Draggin' My Heart Around
https://youtu.be/H5i7j0VhEHw

さて、橋下徹が知事になってみたら、府より政令指定都市たる大阪市の方が圧倒的に権限あるのが分かった。これはいっちょ我がものにせんければならん。
大阪都構想とは即ち、単に維新の権力権限強化に他ならない。新自由主義、「あんたに不満があるのなら、金持ちになってから言えや」という維新。元丸山穂高や長谷川豊の維新の。
行政二重の解消なんて真っ赤な嘘で、住民サービスはめちゃくちゃ劣化するでしょうね。だってシンプルな話、大きな「府」より身近な「市」の方が、きめ細かな行政サービスできるやん。
だから、この度の住民投票で都構想に賛成票を入れたり棄権する大阪の人は、直ちに自殺します。一回廃止したら二度と取り戻せないらしいよ、「大阪市」。

◆I Can't Wait
https://youtu.be/aYrgcUojxLE

要は、そろそろワタクシ。
この国及び民草に、我慢できなくなってきたという。。。

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