仕事納めでジョン・レノン
ワタクシ本日が今年の仕事納めでした。
風邪ひきさんで、行こうかどうしようか迷ったのも確か。でも行って良かった。
なんつったって年末最終日。仕事は沢山あったし、仕事しないと「締め」にならんでしょう。
ジョン・レノンと出会ったのはシステム的にラジオの深夜放送。以前に書いたが、KBC(九州朝日放送)で聴いた鶴光師匠のオールナイトニッポンが初。
◆真夜中を突っ走れ
これイイ曲だなあと思いました。しかし彼がビートルズの一員だったとは。
Whatever Gets You Through The Night を聴いた瞬間は、レノンとビートルズが実は繋がっていなかった。自分が洋楽デビュウした1974年の晩夏には、そんな風でありました。
翌75年か翌々年の76年、テレビでこれが流れました。
◆Stand by Me
クソかっけー
福岡の田舎では、洋楽映像は当時めったに流れなかった。NHKの『ヤングミュージック・ショー』を除いては。
Stand by Meの動画は、民放だったと覚えています。なのでいっそうレア。
レノン氏は前衛芸術家だった小野洋子氏と67年くらいに出会い、69年に結婚。
それはいいけど前妻と離婚。まあ、人生いろいろ。
爾来、彼は平和運動に奔った。
◆これは有名な、ヨーコさんとのベッドイン ー Give Peace A Chance
60年代から70年代初頭までは世界的に、“政治の季節〝。先年の、いわゆる「安保法制・集団的自衛権OK」に対し、シールズなる若者団体を中心に、国会前や全国で反対運動が起きました。
当時、これらに対し
「デモなんかやったって意味がない。所詮自己満足だろ?
悔しかったら推しの政党が多数を取れ!」
なる阿呆が跋扈。
まるで橋下維新みたいだが、彼らはデモンストレーション(デモ)の意義や、歴史的文脈を知らないのですね。
なぜというに、レノンとヨーコのベッドイン。あるいはベトナム反戦におけるダイ・イン。
「ダイ・イン」とはホワイトハウス前で民衆がみんな道路に寝っ転がり、死んだふりする一種のデモ活動であります。
※10余年まえ・リーマンショックの後くらいに、米国の人々が「なんで富のほぼ全てがたかだか1%くらいの人に集中し、然して我ら一般庶民は?」とデモをしましたね。
なんだかんだ言っても俺自身はデモなぞしないし扇動もしない。唯一の政治活動は投票です。なんせ団体活動苦手なもんで。
ただ、デモンストレーションするのは民主主義をキープするのに有効です。むしろマストかも知れない。それはベトナム戦争や湾岸戦争イラク戦争を止めるにあたり、例えばダイ・インが有効であったから。歴史が証明しています。
選挙は何年に1度しかないから、起きた事象に即座に異議申し立てをするには選挙を待ってはいられない。ゆえに「反対するなら対案を出せ!」とは馬鹿が言うこと。
散々述べましたが、これもジョン・レノンが政治活動したのが悪い(笑)
つまりレノンさんの根本は、平和運動反戦運動込みで「愛」なのですね。
◆Love
遺作となったヨーコさんとのアルバム『ダブル・ファンタジー』より、一番好きな曲。
◆Watching The Wheels
レノンの命日は12月8日。奇しくも大日本帝国が、真珠湾に奇襲攻撃かけた日。
これもレノンのアレなんでしょうか。
・・・
実は俺、圧倒的にジョージ派なんだが。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?