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今度は車で巡ってみた。 いちはらアート×ミックス【車編(4/4):山登里食堂〜IAAES】

■古い建物と調理法を活かした おしゃれなカフェ 「山登里食堂」。

月出工舎を出て、お昼はどこにしようかな?と、
KOSUGE1-16さんにオススメいただいた「山登里食堂」にいってみることにしました。

私はIAAES(旧里見小学校)に駐車しました。こちらは平日は500円、土日祝日は1000円の有料駐車場です。
こちらから山登里へ行くバスもありましたが、2kmほどなので歩いて山登里へ向かうことにしました。

道中、こんなほっこりする案山子群も見つけました。

こちらが山登里食堂さん。
昔ながらの食堂を活かした屋内の席と、テラス席があります。

テラス席の天井に吊られていたのはなんと大根!干し大根にしているみたいです。

なんと、駐車場がありました。「JA市原さん、月崎公民館も可能」だそうです(^_^; まぁ、初めて訪れる場所を歩いて回るのも作品観賞と同じくらい芸術祭の楽しみのひとつなのでいいか。

(なお、「市民の森」の案内も出ていました。こちらもガイドにはありませんでしたが、一応車で行けるようです。)


おすすめいただいた「シシッチャサンド」&「トウゾのスープ」
猪の肉のソーセージと干し野菜のマリネのサンドイッチ。どちらも味がぎゅっと濃縮されていて、でもマリネのおかげでさっぱりと食べられて美味しい!なお、「トウゾ」というのは、味噌をつくる際に大豆を煮た汁のことだそうで、千葉の郷土料理なのだそうです。

いっぱい歩いたけれど、美味しいお昼にありつけて良かったです。ごちそうさまでした!

■歩いて楽しむ里山の風景。月崎駅~飯給駅。

月崎駅から飯給駅に向かう林道には、明治時代に掘られた「素堀りのトンネル」があります。

こんな大きなトンネルを人の手で掘って、それが今も残っているんですね。(ひんやり涼しくて暗くて、一人で歩くのはちょっと怖いです)

里山の風景が広がる、美しい散歩道です。


さらに歩いて飯給駅到着。

この大きな塀の中にあるのは、なんとガラス張りのトイレ!

藤本壮介さんの「Toilet in Nature」という作品です。塀に鍵はかけられるので人には見られないハズですが、なかなか勇気がいりますね。


■アーティスト滞在型で日々成長していく作品群。IAAES。

さらに歩いて、IAAESに戻ります。道中にはこんなマネキンの案山子(?)も!夜に見たら怖そうです…

前回も訪問したIAAESですが、最後にもう一度訪問。
「養老山水図」や「美術室」のような、アーティスト滞在型の展示が多くあるので、前回の訪問時と作品が少しずつ姿を変えていっていました。

(臨海部の彫刻と船の模型の設置が進んでいた「養老山水図」)

GWには多くのワークショップも行われるようです。

こちらで展示の時間が終了。小学校を出て、養老渓谷、そしていすみ鉄道との乗り継ぎの上総中野駅までドライブして帰りました。

■ピクニック気分で、「晴れたら市原、行こう!」。


初開催の芸術祭で、分かりづらい点などもありましたが、出会った皆さんが優しく声をかけてくださったり、丁寧に色々と教えてくださったり。地域を良くしていこうという気持ちを強く感じた良い芸術祭でした。

まだそれほど知名度は高くないのか、ひどく混雑することもなく、気に入った作品と里山の風景をのんびりと楽しむこともできました。

都内からもふらりと日帰りで行ける芸術祭。5/11までですが、思い立ったらピクニック感覚で是非訪れてみてください。

長文にお付き合いいただきましてありがとうございました。

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