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3.27 YBC湘南戦 前をみて進みましょう-攻撃編-

横浜FCサポーターの皆さんこんにちは🌞
更新がひさしぶりになってしまい申し訳ございません💧
今回はルバン杯湘南戦というよりもこれまでの戦い方を整理していきます。

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ただ漫然とダラダラ書いても仕方ないので攻撃と守備でそれぞれ課題を整理します。

攻撃の課題
①ビルドアップに味変を
②アーリークロスのすゝめ
③そろそろカウンターしてみませんか?

①ビルドアップに味変を
いきなりですが以下の図をご覧ください
図1

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図2

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青いマークが横浜FCだとします。
仮に右サイドから攻めるとします。図1と図2ではみなさんはどちらの方がゴールに近付く可能性が高いと思いますか?
結論から言うと図2の方が可能性は高いです。


図1からみていきましょう。
背番号が実態と合っていなくてすいません💧 
⑥は中盤から降りてきた手塚選手だとします。相手は前線からプレスにきています。ここで手塚の選択としては中盤の瀬古(⑦)に縦パスをつなぐか、右にいる伊野波(④)につなぐかです(長いボールでクレーべ11もありますが少し現実的ではないでしょう)。
瀬古にパスを出しても瀬古は相手選手を背負っているためバックパスで最終ラインに戻すか、右に位置しているマギーニョへはたくことしかできません。またマギーニョへ繋いでもマギーニョも相手選手を背負っているため同じく最終ラインへ戻すしかありません。
次に右へ開いた伊野波④へパスしたとします。
先程と同じ理由でマギーニョ、瀬古への縦パスはより苦しい展開へとなってしまいます。
唯一、望みがあるとすればクレーべ11へロングパス、その落としを齋藤⑩が回収してドリブル等で展開でしょうか。

つまり図1はビルドアップするのに相応しい状況ではないと言えます。 

では図2のパターンはどうでしょうか。
ここでは手塚は降りないで袴田③がボールをもっているとします。最終ライン4枚が右サイドへずれた格好です。
同じく右サイドから攻めるとすると中盤の手塚⑥と右の伊野波④更に奥のマギーニョ②と3つ選択肢があります。この場合伊野波④への選択は意味が薄く手塚⑥かマギーニョ②へのパスが効果的です。ここではマギーニョ②へパスしたとします。
ここでポイントとなるのは相手の1stディフェンスを超え、マギーニョが前向きにボールを持てることです。ここが図1との大きな違いです。
マギーニョのパスクオリティによりますが、11、⑧、⑦にはパスできる可能性は高く、さらには⑩にまでパスを飛ばせれば理想的でしょう。
いかに前を向いた状態の選手に相手の1stDFラインを超えている選手にボールを持たせれるかが今後ポイントとなります。
正直、手塚が最終ラインに降りるかたちだけでは限界です。
同じく左サイドからの攻めも同様なことが当てはまりますが、問題はこの最終ラインがスライドしてフリーな選手を作るのが難しくなった場合、ポイントはボランチの2選手が迫り来る相手のプレスを掻い潜ってサイドチェンジできるかでしょう。

少し長くなりましたが、僕はスライドするビルドアップにも挑戦してパターンを増やして欲しいと思います。

②アーリークロスのすゝめ
ここまでゴール数が少なく寂しいですが、ビルドアップする戦術のもと、
アーリークロスが実は今のチームに合っているのではないかと。
ルバン杯柏戦の伊藤のPKにつながったプレーは英二郎のアーリークロスからでした。また、幻のゴールとなりましたが、大分戦のオフサイドとなったシュートも前嶋からアーリークロス(ほぼパワープレーでしたが)でした。
なぜ、アーリークロスが有効かと思ったかと言うと・・・
図3

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折角ビルドアップして相手の1stライン、2ndラインを超えられたとしてもフリエの選手たちは強引にシュートに行って欲しいですが、詰まってしまうと大人しく最終ラインまでボールを戻してしまいます。これは相手にしてみればラッキーなプレーで守備をセットできる時間を与えてしまいます。
ここで僕はシュート数を増やすためにも相手のライン、特に2ndラインを超えた場合にはシュートで終われなくても、アーリークロスをあげることで攻撃を完結することを目指して欲しいからです。


例えば図3のように左サイドで英二郎が前向きにボールを持てたとします。
一か八かでクレーべ11にアーリークロスをあげたとするとゴール前は3対3の同数です(これは出来過ぎな状況ですがあくまで例えです)。
競り合いに勝ってチャンスになればこちらのものですし、負けたとしても功佑⑩か慶次郎⑧にこぼれがくればそれでもチャンスになります。
右サイドは岩武が起用できる目処が立ち左右でアーリークロスでチャンスメイクできるのではないでしょうか。
まずは試みていただきたいです。

③そろそろカウンターしてみませんか?
タイトルの通りでカウンターできる状態の時はやってみませんかというお話し。
カウンターは相手の背後が大きく空いている為スピードのある松尾やジャーメインの良さが活かせます。
昇格時のメインカードはロング、ショートカウンターだったと言っても過言ではないでしょう。
確かにパサーとしてレアンドロ・ドミンゲスの存在は大きかったです。ただ、それは置いておき、今現在のスピードのあるジャーメインや松尾を活かすのであればボールを奪った時点で相手ラインの裏へボールを出すことをトライして欲しい。

また、カウンターをする意味は戦術の幅を持たせる意味もあります。
先ほども触れました、ビルドアップする遅攻は相手の守備陣形がセットされた状態でまさに11対11で組む状態でゴールキックからスタートするのとハーフウェーラインでスクランブル的にボールを奪って4対7の状態で相手の守備陣形が崩れた状態で仕掛けるのは後者の方が可能性は高いです。
例えば両サイドにスピードで勝負するタイプではない場合は一考の余地はありますが去年、一昨年と相手を切り裂いてきた最大の武器である松尾やジャーメイン、小川をここで活かすべきだと思います。
話を戻します。今の横浜fcの攻めはほぼ99%ビルドアップ、というよりも遅攻で相手はFWの1stラインを整えて万全の状態で守備、プレスにきます。
これは非常にもったいないというか”まずボールキープしなければ”という考え方はチームとして修正すべきでしょう。
つまりボールを奪取した時最終ラインに戻さずに相手ラインの裏へボールを流してみる約束事をつくってみて欲しいです。

僕は素人ですが、攻撃は以上の3つ、どれか1つだけでも意識して取り組み、修正して行けば光明が見えてくるとおもいます。

続いて守備編もボチボチ書いて見ようかと思います。


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