プラントエンジニアなら取っておけ!1級管工事施工管理技士について解説!
資格取得というのは自己スキルの工場という点では非常に重要ですが、一部資格にはそれ以外にも非常に重要な側面があります。
・称号を称することができる
・ある仕事に専任して従事できる
という利点があります。特に国家資格の場合が顕著ですが取得すればある仕事に関しては専任して従事できる(資格を持たなければ従事できない)ので、同業他社や同様のスキルを求めている会社からみても非常に魅力的な人材となります。
その中でもプラントの建設に従事するプラントエンジニアに取得してほしいのが「1級管工事施工管理技士」です。
1級管工事施工管理技士を取得するメリット
1級管工事施工管理技士を取得するメリットは以下のとおりです。
・管工事に関する一連のスキル(施工計画の作成、工程管理、品質管理、安全管理等)の一連のスキルを有していると証明できる。
・特定建設業の営業所に置かなければならない専任の技術者や、工事現場ごとに置かなければならない主任技術者および監理技術者になることができる。
・経営事項審査において、1級施工管理技士は5点として評価される。また、技術者の数に数えられる。
つまり自己のスキルを証明できるとともに、会社から見れば特定建設業の営業所や工事現場ごとに置く監理技術者として必須の人材となることができます。
現在では受験者数の減少などにより「技師補」と呼ばれる資格もできましたが、つまり1級管工事施工管理技士を取得して監理技術者となれる人材はそれだけ重要な人材ということです。
私も取得していますが同業他社だけでなく一般的な工場でも非常に評価の高い資格です。後術する受験資格同様に試験も学科と実地に分かれているので非常に厳しい試験だからです。
そういう意味では受験資格を得ることができたらすぐに取得に向けて行動を開始してほしい資格となります。
受験資格
受験資格は1級となると非常に厳しいです。Wikipediaから引用すると
・大学の指定学科を卒業後、3年以上の実務経験
・大学の指定学科以外を卒業後、4年6か月以上の実務経験
・短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科を卒業後、5年以上の実務経験
・短期大学、高等専門学校(5年制)の指定学科以外を卒業後、7年6か月以上の実務経験
・高等学校の指定学科を卒業後、10年以上の実務経験
・高等学校の指定学科以外を卒業後、11年6ヶ月以上の実務経験
・その他の者は15年以上の実務経験
これ以外にもありますが詳しくはWikipediaを参照してください。
見て分かる通り一般的な大学卒業者でも4年6ヶ月以上の実務経験が必要となるので、受験資格を得るだけでも大変な資格です。
勉強方法は?
重要な勉強方法ですが、通信教育などもありますが過去問の利用が重要です。そして過去問を購入するときは必ず「地域開発研究所」から出版されている過去問を購入しましょう。解説なども考えるとこの過去問がベストです。
そしてプラントコンストラクターなどでプラントエンジニアとして真面目に仕事をしてくれば、全くわからない問題は半分程度となるはずです(法律関係の問題を除く)。そのため、一度過去問を通して勉強してみて自分のわかる問題の勉強はやめて、自分のわからない問題を無くす努力をしていきましょう。
詳しい勉強方法は私のブログを参考にしてください。
そしてこの試験独特なのが実地試験です。これは与えられた問題に対して記述形式で解答していくのですが、書いた瞬間に試験に落ちる禁忌ワードがあります。これに注意さえすればそれほど難しいものではありません。
実地試験に関しても私のブログで詳しく書いているので参考にしてください。
まとめ
1級管工事施工管理技士は取得までは非常に長い道のりですが、取得すれば非常にメリットの多い資格です。
受験資格を得たら最短で取得することをおすすめします!