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AutoCADユーザー必見!無料で使える高機能CADソフト『nanoCAD』の魅力


導入:私がnanoCADを選んだ理由

こんにちは!皆さんはCADソフト選びで苦労したことはありませんか?

私はつい最近、家で特別高圧受変電設備の単線結線図というものを作図しようとしたのですが、これで大変な苦労を積むことになってしまいました。

まずは慣れ親しんだPowerPointで試みましたのですが、正直言って無理がありました。細かい線やシンボルを扱うたびに「これ、すごい無駄な時間じゃない?」と思い始め、すぐに限界を感じたんですね。

次に挑戦したのがXのフォロワーさん達から教えて頂いたJw_cad、draw.io、Inkscapeなどの無料ツール。しかし、これらは直感的な操作が難しく、使いこなすまでに時間がかかりそう、と思いました。

私は仕事でAutoCADをよく使うので、可能であればそれと近い操作感覚のソフトが良いなあ、と思ったんですね。そのため結局、紹介されたソフトだと操作を覚えるのが手間で、「もっと簡単に使える、Autocadっぽいソフトが欲しい!」と思いました。

またさらに調べてみると、単線結線図に必要な機器のシンボルはDXFDWG形式で無料配布されていると知り、「これはCAD系ソフトが必須だな」と再確認したんですね。すでに完成されたシンボルデータがあるなら、それを使った方が確実ですし、クオリティも高くなりますから。

ちなみに単線結線図作成に使用したシンボルは以下、株式会社ニューコム様のサイトで配布されています。

そして検索してヒットしたCAD系ソフトですが、例えばIJCADDraftSight、BricsCADはどれも有料で、無料期間も30日しかありません。「30日だとちょっと少ないよ……」と考え、長期的に使える選択肢を探していました。

そんな中で出会ったのが『nanoCAD』なんです。

これがAutoCADに非常に似ていて、しかも完全無料!試してみない手はないと思い、すぐに導入しました。

結果として、このような図面が短時間で作成できました。図面の作成やCADの導入を考えている方は、是非最後まで読んでみてください。

nanoCADで作成した単線結線図

①nanoCADとは?

nanoCAD操作画面

nanoCADは、Nanosoft社が提供する高機能CADソフトです。無料で使用できる上に、特に設計や製図において多くの場面で活躍します。

最大の特徴はその親しみやすさ。UIは世界的に使用されている設計ソフトAutoCADに非常によく似ており、CADソフトに慣れた人ならすぐに使いこなせます。この特徴があるため、AutoCADユーザーが新しいソフトに抵抗を感じることなく移行できるのが大きなポイントです。

無料でありながら、基本的な製図機能や図面の編集機能が揃っているため、日常の業務にも十分対応可能です。特に、予算に限りがある個人や小規模事業者にとっては、コストパフォーマンスの高さが大きな魅力です。

②AutoCADユーザーがすぐ使える理由

nanoCADがAutoCADユーザーにとって親しみやすいのは、細部に至るまで操作感が共通しているためです。多くのコマンドが同様であり、初めて触る際の学習曲線が非常に低いです。たとえば、図面のレイヤー管理やプロパティの設定など、よく使う操作が直感的に行えます。

「新しいツールは使いこなすのが大変……」と思っている方でも、nanoCADはAutoCADユーザーにとって移行の敷居が非常に低いです。初日から違和感なく作業に取り組めるので、短期間のタスクにも対応しやすいという利点があります。

③無料で使用可能な唯一の選択肢

CADソフトの多くは、無料版に制限があったり、期間が限定されていたりしますよね。IJCADやDraftSight、BricsCADも無料で使えるのは一時的。長期間にわたって作業を進める場合、これでは対応しきれません。特に個人や小規模の事業者にとって、コストを抑えつつ、長期間使えるCADソフトを探すのは至難の業です。

そんな中、nanoCADは「無料で、しかも期間制限なし」で使える唯一のソフトです。(機能制限は一部あるようです)

使ってみるとわかりますが、無料とは思えないほどの機能と安定性を備えています。これは大きなメリットで、特にコストをかけずに仕事を進めたいと考えている方におすすめです。調べた限り、無料でここまでの機能を提供しているCADソフトは他にありませんので、試す価値は十分にあります。

④日本語化の方法

「でも、英語のソフトはちょっと……」と不安に感じる方もいるでしょう。nanocadは言語としては英語仕様となりますが、実は無料で日本語化できるツールも用意されているんです。

日本語化することで、メニューやコマンドが日本語表記になり、より直感的に操作できます。このツールは「井澤電気工事」のウェブサイトで配布されています。

日本語化の手順は簡単です。ダウンロードしたファイル「nCad.wld」を nanoCAD 5 のインストールフォルダにコピー(上書き)します。これで完了です。

日本語になっていない場合は、メニュー-[Tools]-[Customize]-[Interface] で、「Toolbars」タブの[Reset All]ボタンをクリック、で再起動すると日本語になるはずです。

英語が苦手な方も安心してnanoCADを使えるようになります。日本語化ツールのおかげで、初心者から上級者まで、快適な作業環境を手に入れることができます。

⑤導入方法

「nanoCADを使ってみたい!」という方に、導入方法を簡単に説明します。まずは、以下のnanoCAD公式サイトにアクセスします。

でやり方を書きたいところですが、すでに画像付きで解説しているページがありましたのでそちらをご紹介します。

インストールが完了したら、作業環境を自分の好みにカスタマイズしてみてください。ショートカットキーの設定やツールバーの調整など、細かい部分を自分仕様に変更することで、作業効率はさらにアップします。

まとめ:CAD初心者からベテランまで対応するnanoCADの魅力

nanoCADは、私のようにAutoCAD経験者の個人やフリーランスにとって、まさに理想的なツールです。AutoCADユーザーに親しみやすいインタフェース、期間制限のない無料版、そして簡単に日本語化できるという点で、CADの作業が一気に快適になります。

CADに高額なコストをかけられない方、または新しいソフトを試すのが不安な方には、ぜひこのnanoCADを試してみてください。きっと、その使いやすさと機能に驚くことでしょう!

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