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【中学英語】合言葉は「肯時単三be」
中学生に和文英訳を教えていて気付いたこと。
時制も単数複数もbe動詞も特に意識せず、元の和文から単語を掴んで並べてよし、みたいな感じ。
こういうのは学校できちんと教わる筈だが、と思って改めて教科書を見ると、多文化共生とか環境問題とかを扱った内容で、図表が豊富、特定のキャラクターがマンガ的に登場し、一見読みやすそうだが、その章が一体何の修得を目的としたものなのかが全く見えてこない。
基本的な文法をきっちり学ぶというのは、現在の英語教育では邪道扱いとなっている、としか思えません。
なるほど、生徒さんらはむしろ利発なお子さん達なので、この「掴んで置くだけ」現象は本人の責任ではない。そもそも、こんなことは、本来は塾なぞで教わる必要はありません。
しかしまあどうにかせねば。お仕事お仕事。
さて、彼らのテキトーポイントを纏めると、こうなります。
平叙(肯定)、否定、疑問、命令文がゴッチャ
現在過去未来がゴッチャ
単数複数がゴッチャ
三人称単数現在のs忘れ
主語とbe動詞の呼応(I ならam的な)がテキトー
この状態でこれまでよくやってきたなあと逆に感心しますが、恐らく定期テスト対策で丸暗記で乗り切ってきたのでしょう。
ということで、対策として、これら5つのチェックをしつつ問題を解くことをやってみました。
その際、これら5つを纏めて呼ぶ方法を生徒さんが考えてくれました。
肯時単三be
コージサンタンビー。コージサンタンビー。と呟きながら解く彼ら。
微笑ましい光景だが、本番でそれやると周りに迷惑だしやや不審者なのでやめときな、と念の為。
おお、これで5点はアップだ!と生徒さん。
いや、て言うかこれは基本の基本だから5点どころの騒ぎではない、と思いつつ、楽しそうなのでまあいいか。
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